推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

推しの主演舞台が始まった話。

推しの主演舞台・熱海殺人事件は初日、二日目の公演が終了し、月・火は休演日。

次は水曜から再び公演開始となります。

初日ソワレには後輩の三浦くんがチームメイトの井阪くんを連れてきてくれたようで、本当に推しは素敵な後輩を持って…と勝手にじーんとしたりしました。

毎回毎回ありがとうね…

 

 

そして前回のブログからまた多くの記事が掲載されたので良かったものを紹介していきます。

 

まずはe+が運営する情報メディア『SPICE』さん。

spice.eplus.jp

舞台写真はかなり照明が強めに撮影されていますが、背景色が鮮烈に見えるのでこれはこれで。

推しのアイシャドウが青いのもこういう照明ならまだ納得ができるような…?

(いや実際観ないとわからないけど…)

深海っぽくて綺麗。

 

 

続いて観劇レビューサイト『最善席』掲載、舞台男子でもインタビューしてくださったおーちようこさんによるレビュー。

saizenseki.com

おーちさんらしいちょっとポエミーな感じのレビューですが、エモーションはとても伝わってきます。

観劇後に答え合わせというか、自分の感じ方と比べてみたい。

 

 

そして安定の『ステージナタリー』さん。

natalie.mu

本文は普通に囲み取材ですが、写真がしっかりたっぷり大満足。

花束で殴るシーンもバッチリ載ってます。

画質もそこそこあって嬉しい。

 

 

若手俳優情報といえば、な『スマートボーイズ』さん。

sumabo.jp

本文はほぼ囲み取材。

写真少なめですが「キメ度」が高いところに独自性があります。

物販ブロマイドで選ばれそうなショット。

 

 

最後に『デビュー』さん。

deview.co.jp

本文は囲み取材。写真の枚数はそこそこかな?

画質は微妙だけどハット被ってる写真が他で出てないので有難いです。

でもなんかちょっと別人みたいに見えるなこの写真!何故だ…

 

 

それにしてもたくさんのメディアが記事を掲載してくれていて有難い限りです。

推しの写真が増えるのは嬉しい!しかも無料!有り難すぎる!!

物販はパンフのみらしいのでこういった掲載写真をしっかり集めておきたいと思います。

せっかくメインキャスト人数少ないんだから個人ブロマイドとか売ればよかったのにな〜

 

推しのゲネ後に掲載されて面白かった記事の話。

熱海のゲネプロが終わり、本日いよいよ初日です。

ゲネが終わると各社から取材記事がネットに上がります。嬉しい!

早速現時点で出ている素敵な記事について紹介してみたいと思います。

 

まずは一番写真が充実してると思われるエッジラインさんの記事。

edgeline.tokyo

お、推しのメイクが濃い!!

推しただでさえ顔が濃いのにメイクが濃いと濃い×濃いでえらいことになってませんか!?

いや濃い顔は好きです!ただちょっとシャドウの色がもうちょっと似合う色でも良かったんじゃないかなって思いますけど!

文音さんもはっきりめのお顔立ちをされてらっしゃるので推しと並ぶと絵面が濃い…!

天下一品こってり(本店)みたいになってる!北白川!!

 

 

そして動画が見られるエントレさんの記事。

entre-news.jp

いやー相変わらず恐ろしく声が良い。

この声の美しさを2時間楽しめるってだけで私にとっては相当な価値です。

しかし千秋楽ごろには一体どんな声になっているのか…

もし枯れていたら枯れていたで貴重なんです。なんせピューロの6回まわしでも枯れてる声は聞けなかったから。

完全に枯れてガラガラカスカスの声を今まで聞いたことがないです。どうなるんだろうか…

 

 

げきぴあさんは稽古前のインタビュー記事でした。

伝説のつか作品「熱海殺人事件」の木村伝兵衛役に、 若手演技派・味方良介が史上最年少で挑む! - げきぴあ

ミュージカルや歌うことは今でももちろん好きなんですけど、好きなこととやれることって違うんだなって思ったり......いや、それ以上に演劇の深さや楽しさに触れたんです。

一番初めは3年前に 『恋するブロードウェイ♪ vol.3』でスズカツ(鈴木勝秀)さんの現場を経験したことで、『歌わんでいい』と言われて。

 

そのときは歌う舞台だったので 『え?』 と思いながら(笑)、『お前は30まで芝居を勉強すりゃいいんだよ』 って話をしてくれたことがすごく胸に響いて。

ミュージカルをやるにしても、芝居というものをちゃんと背負っていたいなという気持ちになっていったんですね。ミュージカルだってベースはお芝居なので、そこを背負ってやったら歌うことを含めていろんなことが変わってくるはず。 『グランドホテル』 でご一緒した成河さん(元★☆北区つかこうへい劇団)を観ていても、やっぱり魅力が全然違うんですよね。

 

空気をガラッと変える力があって、自分もそうありたいと思うので。そのとき、成河さんに 『つかさんの作品に出るんです』 と相談したら、『イイよ!良介だったらイケるよ!』 って言ってくれたのがうれしかったですね

この辺りの言葉が興味深かったです。

私は「持って生まれた才能とやりたいことが少しズレてる」人にはとても興味を惹かれてしまうんですが

推しも結構そういうところがあるように見えて、やっぱり自覚もあるのかなーと。

でも推しにはこれからも「それでもやりたい」ことをやっていって欲しいな〜と思ったり…見る側のワガママですけどね!

あとやっぱり成河さんいい人だな…素敵だな…と思いました。また共演できるといいね…!

 

 

いろいろ記事を読んで楽しみにしていますが、結局舞台は実際観てみないとなんとも言えないので早く観たいですね!

って言って千秋楽近くまで観られないんですけど…ネタバレや感想は積極的に読むのがポリシーなので読みます。

 

歴史ある演目の舞台で主演で、プレッシャーも大きいでしょうが楽しんで舞台に立ってほしいなと思います。

私は「頑張って」より「楽しんで」って言うのが好きです。

「楽しんで」って言ってる自分が好きだし、楽しんでる推しが好きだから。

もしかしたら「頑張って」よりレベルの高いことを要求してるのかもしれませんけど、やっぱり楽しんでほしいです。

 

うん、いい笑顔だ…

あの濃いメイクでタキシードの写真と同日の同一人物とは思えない。

推しがあげたプレゼントの話。

前回の記事で推しが最近甘いカップ焼きそばを人にあげるのがブームっぽいという話を書きましたが

よく考えたら私が推しにあげたプレゼントなんかより圧倒的に推しが共演者にあげたプレゼントの方が面白いな…と思ったので紹介しようと思います。

 

チョコラBBローヤル2

薄ミュ藤堂篇・千姫役の柳田ちゃんへのプレゼント。

肌荒れしちゃった女の子にチョコラBBという、一歩間違えば『嫌味!?』と思われかねない物を3本セットで差し入れる。

画像の加工っぷり、絵文字の量からもギャルみの高さが伺える柳田ちゃんだが

どうも推しはギャルみの高い女子と相性が良いというか、一緒に楽しくギャルギャルしてそう感がある。

千鶴役・田上ちゃんと3人で仲良さそうでとても可愛かった。

(ちなみに推しは女子ふたりのことを「田上」「柳田」と呼び捨てである)

いろんな意見があると思うが、私は女子と仲良くキャッキャしてる推し可愛いので女子共演者と仲良くしてるところはどんどん見せて欲しい派です。

 

薔薇の花(一輪)とメッセージカード

藤堂篇で共演者全員に配ったやつ。本来は大富豪かなんかの罰ゲームだったらしい。

青山フラワーマーケット。多分「サムライ」って薔薇だと思う。

メッセージカードはおしゃれなエンボス&金・パール箔押し。こういうのが選べる育ちの良さよ。

 

バラゴンカレンダー

tdcast.exblog.jp

これ、安川純平くんにあげてたんですけどブログ消えちゃったのでソースが出せない残念…

100セット限定のオールバラゴンカレンダー…なぜそれをあげたのか…

あと純平くんは誕生日占いの本を貰ったって言ってたこともあったんですけど、推しも純平くんも蠍座なので若干…読み終わった後ではないか疑惑が…

 

草履

お、おばあちゃんが作ってくれるやつだ…!

どういう経緯での草履だったのか詳細が不明すぎる。

 

ドレッシング(シーザー)

7premium.jp

赤澤燈先輩のアメスタゲスト出演時に。

「欲しいものないの?」って聞いてからの回答と全く関係ない、さっきコンビニで買ったドレッシングをプレゼント。

ちなみに燈先輩が欲しかったのは「バッティングセンターの券」だった。

そもそも全然違うものあげといて「ゴマじゃなくてよかった?」って聞いちゃうのが良い。

 

紫芋のモンブラン(コージーコーナー)

ameblo.jp

この前味方とかとご飯に行こうとしてて途中に味方がケーキ屋さんに用があるということだったので寄ったんだ
そこに紫芋のモンブランがおいてあって
美味しそうだったから
あ、これ食べたいって言ったわけですよ!
まースルーされて

何事もなくご飯屋さんについて席に座ると

俺のテーブルの前に味方が袋を
おいてきて

ん?なにこれってなるじゃん!

さっき言ってたモンブラン

かっけーー!!((((;゚Д゚)))))))

稲垣はこれを美味しくいただきました!

あまりにもイケメンなプレゼント!

しかしこれを188cmの男性相手にやってるのが推しらしいところです。

 

謎の石

ameblo.jp

あ、そういえば、稽古始まったばっかの頃にみかてぃがこんなん渡してきたんですよ!(°_°)


謎の石。

確か…岩塩風呂の石?とかなんとか言ってました。

ちなみに章平は「絶対、そこら辺に落ちてた石だな」て言うてましたけど(笑)

それでも一応信じたい僕は、大切に稽古場に保管してたんですけど、気いついたらなくなってました。←いや、一応て!!(笑)

ちょっと残念や…

謎の小石を唐突にくれる系男子だ…

どんぐりとか貝殻とかも貰えそうですね。

ちなみに美術系大学には旅行のお土産が貝殻や瓶の蓋だったりする男子がゴロゴロいてその辺の草を食んでいました。

そういう意味で推しは美大男子好きと親和性が高いのではないかと思います。

でも多分推しはその辺の草は食まないな…

 

 

あと木戸くんには色々とガチなプレゼントあげまくってますがこれまでの記事で結構書いてるのでそれは省略します!

 

こうして振り返るとどれもユーモラスなプレゼントばかりで、とても勝てそうにない…という気持ちになります。

いや、勝負してどうするって話ですが。

人にサプライズプレゼントするのが好きなんだろうなーと思います。

私もプレゼント上手な人間になりたいです。

でもどんなに仲の良い友達相手でも謎の小石をあげる勇気はない。

推しの初日まであと3日な話。

熱海の初日も3日後に迫る中、エンタステージの稽古場レポとインタビューが公開されました。

enterstage.jp

enterstage.jp

いやー美人だ…

昔から美しい人ですけど、最近さらに美しくなってきたように思います。

某講演会で推しを間近で見た人がその美しさを褒めてくれていて「そうでしょう!そうでしょうとも!」と1人でうんうん頷きました。

 

そしてやっぱり「優しさ」について触れられていますね。よっぽど言われてるんでしょうね!

なんというか、推しの優しさは(こう言うと誤解されそうですけど)位の高いところからの優しさ、みたいなところがある気がします。

余裕があるから優しくなれるというか、優しくするために常に余裕を作っているというか。

それはもちろん「制限付きの優しさ」なんですけれど、制限があることをわかった上での優しさって逆にすごく優しいことだと思います。

無制限に優しくはできないからこそ、できる限りで丁寧に優しい。

そういう優しさなんじゃないかな、と勝手に考えたりしています。

 

 

ところで稽古は14日で終わったので15日は稽古がなかったようなのですが…

 な、謎のメンバーでアディダス…いや藤岡さんと推しが仲良しなのはわかるんですけど…???

 

ameblo.jp

よくわからないけど、つかの間のお休みを楽しめたようで良かったです。

観劇もできて木戸くんとも会えてよかったね…!

 

 

あと前回推しのイタズラについてちょっと書きましたけど、

熱海紅一点・文音さんの13日のブログに早速こんなことが書いてました。

ameblo.jp

共演の味方くんから
そっと私の机に置かれたこれ…


味方爆弾。
ペヤングチョコレート味…
稽古場で食べたら全身甘くなった気がしたよ…
ありがと笑

 ああ…男女問わずこういう爆弾を…投下しちゃうんですね…

ameblo.jp

多和田くんには一平ちゃんショートケーキ味でしたもんね…!

最近のブームは甘いカップ焼きそばを人にプレゼントすることのようです。

 

 

今日はもうすぐ初日の色々雑多な話題まとめみたいな感じでした。

私が観に行けるのはまだ先ですが、楽しみです!

推しにハラハラする話。

 昨日は某演出家さんの熱海レクチャーがあり、それを聞きにきた推しがサイン会をやることになったりしていたそうで

お客さんと楽しく交流できたなら良かったな〜と思ってほっこりしていたのですが。

 

そんなほっこり感から目が覚めるような発表がありましたね!

 ん!?んん!?お、おう…!!

そういえば熱海は客席への絡みがあるらしいとは聞いていましたが、なるほどこういう形か…

「何をしでかすか分からない」ということですが、ま、まあお客さんだしそこまで酷いことは…しないんじゃないかな…しないと思う…けど…

 

発売は翌日10時。各公演限定2席。なるほど。

私はそもそも遠征だし、予定分はもちろん全部取った後だし、増やすのも手持ちを譲渡に出すのもな…

というかまず、推しが絡んでくるのがわかってる席とか心臓に悪すぎるから無理です。

ただでさえ初見の開演前とか客席で無駄に緊張して死にそうになってるのに、ガチで死ぬ可能性がある。

離れた席からどんな可愛い絡み方するか観賞させてもらおう…すみません…

 

ただ心配なのは、もし、もしも誰も伝兵衛シートに入ってくれない回があったら…せ、切なすぎる…!

推しのために人柱になってくれる方が誰もいない回があったらどうしよう…つらい…

とりあえずTwitterで見た感じだと結構人柱になりたがっている方がいらっしゃったので少し安心しました。ありがとう…!

明日は回線落ち着いた頃に申込ページ見てみよう、きっちり売り切れてるといいな…

そんな心配をしながらその日は眠りについたのでした。

 

 

そして翌日、たっぷり時間をおいてから見に行ったらすっかり完売でした!

よ、よかった…割と即完だったみたいですね。

推しも座るお客さんも楽しめるような形になるといいなーと思います。

 

ママ僕3ゲスト回では恐らくあの時ほぼ初対面レベル?の佐藤永典さんの唇を奪ったりもしていましたが…

以前は本当にイタズラ好きで、

稲垣せーやくんのカバンにゴキブリのおもちゃを仕込んだり

勝手に秀敏氏の私服を一式全部着用したり(全く似合ってなかった)

コピー機で顔面コピーやって稽古場の壁に貼ったり

寝てる章平さんの顔面に賞味期限切れの生卵を割ったりもしていましたが…

(そんなことをされて「卵に謝れ!」って怒ってくれる本当優しい章平さん)

お客さん相手ならきっとそんな酷いことにはならないって信じてるので…

 

いや推しのことだからきっと最終的に大丈夫だとは思うんですけど

「大丈夫」のレベルがどの辺りに置かれるかわからないところが心配というか、ハラハラするだけなんです!

「悪い奴ではないのです…」って言いたくなる…わ、悪い奴では…いや悪いこともしてるけど…悪気はない…からタチが悪いんですけど…

 

 

爆弾役の一色さん、ツイートで推しについてよく言及してくれて有難いです。

推しも『愛』って言葉をよく使うので、推しのいる場所が愛に溢れていることが嬉しいなと思います。

きっと世界は愛で動いてる…少なくとも、推しの周りはそうあってほしい。

熱海、楽しみです。

推しと遠征の話。

私は地方民(関西在住)なので、関西公演がない限り観劇やイベント参加は遠征になります。

遠征は金銭的にも時間的にも大変だけど、私は結構遠征が好きです。

 

遠征するようになって「私って旅行が好きだったんだな」と気付きました。

いや、旅行といっても観光はほとんどしていません。

大抵ホテルと駅と劇場の往復くらいで、どれだけ東京に行ってもそれらの周辺しか把握できません。

そもそも名所を観光することにはそれほど魅力を感じていないのです。

 

 

単純に、住んでいる土地と違う場所へ行ったり泊まったりすることが楽しいです。

どんなに狭いホテルでも…いやむしろ狭いホテルが好きです。

東京のカプセルホテルはどんどん綺麗な場所が出来ていて、女性専用フロアもきちんとしている所ばかりです。

外国人のお客さんは多かったりしますが、特に関わり合うこともないのでこれまで問題はありませんでした。

 

狭くて大きな家具のない空間は意外と安心します。

地震が起きてもタンスが倒れてくることもないし(建物ごと潰れたら死にますけど、それはどこにいても同じです)

狭い方が壁の割合が多いから頑丈そうです。

地震が起きたらトイレが一番安全という説もあるらしいです。柱の割合が多いから)

そういえば昔から、自宅でない部屋の方がよく眠れるような気がします。

まあ自宅でもよく眠っていますが。

 

 

ごく普通の人たちが暮らす街を歩くだけでも楽しいです。

朝の銀座をキャリーバッグ転がしながら歩くのも

スカイツリーを遠く眺めながらコンビニへ入るのも

何気ない瞬間すら、自分が旅人であるというだけで少し特別な気がしてくるから不思議です。

夜行バスを同じような旅人の群れの中でぼんやり待つ間だって、気の持ちようによっては特別になります。

大抵帰りは疲れ切っていてそれどころではないですけど。

 

 

1人でふらっと夜行バスに乗って、早朝の時間をファミレスで潰して、ホテルに荷物を預けて劇場へ行く。

劇場で舞台やコンサートやイベントを楽しんで、合流した友達やフォロワーさんとお茶やご飯に行ったりして、解散したらホテルへ戻る。

レポや感想をメモしたり、翌日分の手紙を書いたり、パンフを読み返したりして、小さな箱の中で眠る。

本当にシンプルで変わったことのない遠征だけど、それがとても自由で楽しいです。

 

 

きっと推しを観に行くというだけで、私にとって全てが特別になって

遠征だとその時間が長くなるから、長く楽しいのだと思います。

本当に子供のようですが、狭い夜行バスも早朝の新幹線も飛行機も

推しを観に行くってだけで特別です。

体力が無いのですぐ疲れて毎回ボロボロだけど、私は遠征が好きです。

 

 

まあ地元で公演あるとめちゃくちゃ嬉しいし、金銭&体力的な問題で関西公演あれば東京遠征はしないようにしてるんですけどね!

そろそろ夜行バス予約しなきゃな…!

推しとカルペ・ディエムと私の話。

(長くて、半分くらいは個人的な話です)

 

その発表は、We are ウォンテッド!の千秋楽が終わって約一週間後、2015年7月28日のことでした。

 

ameblo.jp

真央くんとダブルキャストです!

何度か真央くんのジョージを拝見しましたが、
とっても可愛くて愛せるヒーローでした。

味方は小さくないけど…
ちっちゃなヒーローになれよう頑張ります(笑)。

突然の決定だったのでバタバタですが、
すぐ本番なので集中して頑張ります!!

夏休みはみんなで
サンリオピューロランドに遊びに来てください!!!

詳しくはまた!

初主演、追加のダブルキャストで、初日は8月1日…8月1日!?

4日後です。4日後から初主演。

本当に突然の決定だったのでしょう。

(チームの稽古にも途中から参加だったそうです)

裏で何が起こったのか気になりますが、多分明かされることはないのでしょう。

(誰か決まってた人がE○ILEに行っちゃった的なことがあったのかな…)

 

その少し後、キャストスケジュールが発表されました。

ピューロランド内の短いショーなので、一日の公演回数が多い日はなんと6回の上演があるようです。

しかし流石に6回のうち3公演は初演チーム、残り3公演は新キャストチーム…といった構成になってる日が殆どです。

…ただ1日を除いて。

 

お盆の最中、発表された中でたった1日だけ6回の公演全てがTeam Smile(新キャスト)になっている日がありました。

この日にしよう、と決めるのにそれほど時間はかかりませんでした。

きっと恐ろしくハードでしょうが、1日でたくさんの回数が観られます。

それに、朝から夜までの変化も楽しめそうです。

もう一つのチームも観て比較したいという気持ちもありましたが、地方民として遠征はなるべく一度で済ませたい…

初演チームはDVDも出るようでしたし、ここは6回まわしを取ろうと決めました。

 

 

夜行バスも取り、家族にも伝えてありました。

その日が近づいてきた頃のことです。

 

東京に住む従兄弟が急死したという知らせが入ってきました。

従兄弟はまだ30代前半で予兆もなく、本当に突然の発作による病死だったようです。

住む場所が離れていることもあって私と従兄弟はそれほど親しかった訳ではなく、生前に会ったのは確か2回ほどでした。

高校生くらいの時に一度だけ、祖母に会いに突然うちを訪ねてきたことがあって

「少し変わった人だけど、優しい人なんだろうな」という印象の若い男性でした。

覚えている思い出は、たったそれだけです。

 

葬儀が行われるのは、ちょうど私がピューロへ遠征する日の翌日ということでした。

自分以外の他の従兄弟たちは海外留学をしていたり、仕事が忙しく出席できないそうで

私はピューロへ行った後、伯母の家に泊まり、父と合流して葬儀に出席することになったのです。

なんとも言えない、不思議なタイミングでした。

 

 

上手く整理できない複雑な気持ちのまま、私は夜行バスで新宿へ行き、推しが同じ友人と合流して京王多摩センターへ向かう電車に乗りました。

初めてきたピューロランドは思ってたより大きくて、施設の外までファンシーで、並ぶのはとても疲れたけど楽しかったです。

とにかく並ぶのは大変でしたけど(笑)

 

 

『ちっちゃな英雄』は…短い中にギュッと思いの詰まった、素敵な舞台でした。

もう、最初の歌から涙が滲んで仕方なかった。

歌詞には「カルペ・ディエム」という言葉が出てきます。

直訳で「その日を摘め」。

「ヴァニタス」(空虚)や「メメント・モリ」(死を思え)と同時期に流行った思想であるそうですが、他の2つと比べて明るさのある言葉に思います。

 

推し本人は意気込みコメントで

「今を楽しく、今を大切に」

という言葉を伝えたいと言っていました。

その日その日の花を大切に摘むこと。

(死はすぐそこにあるのだから)

踊り、歌い、キラキラと懸命に輝き生きる姿からそれを伝えようという思いがそこにありました。

 

推しが演じるねずみ・ジョージはいつも目の前の相手を助け、許し、笑わせようとします。

みんなの笑顔が見たいだけ、と言ってその通りに動きます。

「笑顔」はどこにも残らない、その時「今」を象徴するものではないでしょうか。

 

私は自分の置かれた状況的にどうしても「死」について考えながら観ざるをえなかったのですが

結果的に「今」を楽しむということに繋がっているのがとても良かったです。

心から推しの可愛い声やとぼけた行動に笑い、涙し、楽しめました。

 

 

推し含めTeam Smileは1日6回公演というハードなスケジュールでしたが、最後の公演まで素晴らしかったです。

特に推しはあんなに高い声を張って叫んでいるにも関わらず声が枯れないどころか、なぜか公演回数を重ねるに従ってどんどん声が高くなっていくのが面白かった!

毎回の「キャー!」「イヤーン!!」ごとに声のキーが上がっていく感じでした。

その日最終公演ラストの「ばいばーい!」なんて完全にちっちゃい子供の声になっていました。

 

それからマイメロディさんとの絡みもとても可愛くて面白かったです!

本当に丁寧で紳士的なエスコートも素敵でしたが…

最後に手を繋ぎながら、前列にちょっとハイタッチなどのファンサをしてから出口へ帰ろうとしたら

マイメロさんが「まだしてない子おるやろ!」とでも言うような感じでグイッとジョージを引き寄せたのが本当に可愛くて面白かった!

マイメロさんには勝てない!

 

 

その日の最終公演が終わると、ぞろぞろと観客はピューロランドの外へと出され、そのままそれぞれの家へ帰っていきます。

楽しかった思い出を胸にしまい、私は家族の死を迎えたばかりの伯母の家へと向かいました。

 

伯母の家は思ったよりずっと落ち着いていて、明日の準備をしながらもテレビで映画を観ていたりしました。

リビングへ通されるとすぐに伯母から「明日会場で流す音楽が上手くUSBメモリに入らない」という相談をされ

指定されたプレイリストのmp3をコピーしたら随分感謝されました。

きっとその表面上の落ち着きの下には想像もできない悲しみがあったのでしょうけど

この家族が「今」困っていることをほんの少しでも解決できた、ということが

あの場で部外者である私にとっての救いになったように思います。

 

その日は伯母の家の仏間で、贈られたのであろうたくさんの百合の花に囲まれながら眠りました。

百合の匂いはあまり好きではなかったけど、花粉はすでに取ってあったので眠れないほどではありませんでした。

暗がりの中で今日のことを思い出しながら、「今を生きる」ということについて、ぼんやりと考えながら眠りました。

 

 

私は今日の花をきちんと摘めているのだろうか、と思うと

やっぱり今も完璧ではないし、どうしようもない毎日なのですけれど

ほんのささやかなものでも「今の楽しさ」を摘んで大切にしたい、と思います。

「カルペ・ディエム」を忘れない

それが推しの初主演作品が私に教えてくれたことです。