推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

推しと遠征の話。

私は地方民(関西在住)なので、関西公演がない限り観劇やイベント参加は遠征になります。

遠征は金銭的にも時間的にも大変だけど、私は結構遠征が好きです。

 

遠征するようになって「私って旅行が好きだったんだな」と気付きました。

いや、旅行といっても観光はほとんどしていません。

大抵ホテルと駅と劇場の往復くらいで、どれだけ東京に行ってもそれらの周辺しか把握できません。

そもそも名所を観光することにはそれほど魅力を感じていないのです。

 

 

単純に、住んでいる土地と違う場所へ行ったり泊まったりすることが楽しいです。

どんなに狭いホテルでも…いやむしろ狭いホテルが好きです。

東京のカプセルホテルはどんどん綺麗な場所が出来ていて、女性専用フロアもきちんとしている所ばかりです。

外国人のお客さんは多かったりしますが、特に関わり合うこともないのでこれまで問題はありませんでした。

 

狭くて大きな家具のない空間は意外と安心します。

地震が起きてもタンスが倒れてくることもないし(建物ごと潰れたら死にますけど、それはどこにいても同じです)

狭い方が壁の割合が多いから頑丈そうです。

地震が起きたらトイレが一番安全という説もあるらしいです。柱の割合が多いから)

そういえば昔から、自宅でない部屋の方がよく眠れるような気がします。

まあ自宅でもよく眠っていますが。

 

 

ごく普通の人たちが暮らす街を歩くだけでも楽しいです。

朝の銀座をキャリーバッグ転がしながら歩くのも

スカイツリーを遠く眺めながらコンビニへ入るのも

何気ない瞬間すら、自分が旅人であるというだけで少し特別な気がしてくるから不思議です。

夜行バスを同じような旅人の群れの中でぼんやり待つ間だって、気の持ちようによっては特別になります。

大抵帰りは疲れ切っていてそれどころではないですけど。

 

 

1人でふらっと夜行バスに乗って、早朝の時間をファミレスで潰して、ホテルに荷物を預けて劇場へ行く。

劇場で舞台やコンサートやイベントを楽しんで、合流した友達やフォロワーさんとお茶やご飯に行ったりして、解散したらホテルへ戻る。

レポや感想をメモしたり、翌日分の手紙を書いたり、パンフを読み返したりして、小さな箱の中で眠る。

本当にシンプルで変わったことのない遠征だけど、それがとても自由で楽しいです。

 

 

きっと推しを観に行くというだけで、私にとって全てが特別になって

遠征だとその時間が長くなるから、長く楽しいのだと思います。

本当に子供のようですが、狭い夜行バスも早朝の新幹線も飛行機も

推しを観に行くってだけで特別です。

体力が無いのですぐ疲れて毎回ボロボロだけど、私は遠征が好きです。

 

 

まあ地元で公演あるとめちゃくちゃ嬉しいし、金銭&体力的な問題で関西公演あれば東京遠征はしないようにしてるんですけどね!

そろそろ夜行バス予約しなきゃな…!