推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

シタラの友達になりたい話。

以下全文「ウエアハウス」ネタバレです!

 

他の方の感想とか見てるとシタラってかなり嫌われてるし、事前に出てたインタビューとかでも嫌われるような人間として作られてるように言われてたのでそれが正しい感想ではあると思うんですが…

 

でも私は「えっ、シタラトオルそんなに嫌な奴ですか!?」って思っちゃうんですよね!いやもちろん気が狂ってるしめちゃくちゃ迷惑な奴だし嫌われても仕方ないとは思うんですけど!

なんか古い友達と似てるな、あの人やあの人とも似てるな、って思い出しながら観ちゃったし、もう4回も観たらシタラが自分の友達みたいに思えてきちゃって…

エノモトはなんでシタラの話を最後まで聞いてくれないのか!離婚裁判の後の猫の話気になるよ!

「聞きたいでしょ?」聞きたーい!!

 

というかシタラが自分の話をするときのリズムすごい心地よくないですか?

怪談か落語か講談かみたいな…いやどれも詳しくないんですけど…

途中で椅子を使った鳴り物が入るのも味わい深いです。拍子木みたい。

 

「僕なんかもどんどん声が小さくなっちゃう!!!」って大声で猫の椅子に向かって言ってるところとか、

実録!!シタラ トオル!!」から語りのスイッチが入るところとか、

「爺ちゃん婆ちゃんにガキが3匹!上からオンナ!オトコ!オンナ!の順だ」の妙なリズムの良さとか、

只今参りましたァ!、とか、ヨーニゴザリマスカァ↑ 、とか」の声色の落差とか、

わーっと捲し立てるように喋った後の「…でね、」や、ねっとりと喋った後の「さて」で出る緩急とか、

あの語りに妙な中毒性があって、もうシタラの語りだけ延々聞いていたいです。ノイズよりそっちのアプリがほしい。

 

もちろん顔も良いですよね。

何考えてるかわからないような真顔はもちろん美しいですし、

テヅカが喋るのに対してハの字眉でずっと嫌そうな困った顔をしてるのも可愛い。

語りの最中「裁判したんですけど、負けました…」の表情も好きでした。

あとやっぱり「私を殺してください」を言わせようとしてるときの、うんうん頷きながら何だか泣きそうな顔をしているのもすごく好きです。

 

猫の椅子との絡みも好きだなぁ。

ねっとり撫で回したり首を絞めるようにガタガタ揺らしたり、セリフもよくこの椅子に向かって喋ってます。

前にシューっと押し出して、猫の影がシタラの両隣に現れるシーンはすごく綺麗。

シタラの影が猫の影に向かって話しているように見えるシーンもあった。

猫以外の椅子のことは扱いがちょっと雑に見えるのも面白かったです。普通の椅子は引きずるけど猫のは引きずってなかった気がする。年収が一番高い椅子も猫だし。

いちいちチェスのように複雑に並べられる椅子たちも可愛い。

 

いや本当にシタラの離婚裁判から後の話が聞けないことが悔しいですよ。

だいたい猫だって、高かったアメリカンショートヘアなのにブサイクって、なんでわざわざブサイクなのを買ったんだって話だし(妻の趣味?)

妻は毎日話しかけるほど可愛がっていた猫のことをなんで置いていっちゃったのか気になるし

猫の名前は一切出てこないし…なんて呼んでたんだろう猫のこと…

まあ話の内容はどんなものでもあの語り口が聞きたいのが一番なんですけど。

 

もうシタラの友達になって延々彼の話を聞かせてほしい気分です。

喋るシタラの話を聞きながら行動を観察したい。楽器のように叩かれ並べ替えられる椅子たちを眺めたい。

私の個人情報なんかいくらでも見て聞き出してもらって良いのでとりあえず喋っててほしい…

免許証無いからマイナンバーカードでいいかな…マイナンバーカードじゃシタラトオルは召喚できないかな…マイナンバー11桁しかないしな…かなしい…