推しの「ラヴ・レターズ」を観てきた話。
「LOVE LETTERS 2018 Autumn Special」11月18日18時30分
味方良介さん & 内田真礼さんの回、観てきました!
感想記事が遅くなってしまいましたが、改めて感じたことを残しておきたいと思います。
味方さんにとって初の朗読劇、そして日本では1990年から上演され続けているという歴史ある「ラヴ・レターズ」への出演ということで、きっと緊張しているだろうな、と思いながらの幕開けでした。
登場、そして読み始める前に相手の内田真礼さんと目を合わせての笑顔…ああ、いい感じだな、と少しほっとしました。
ただ読み始めてから、いつも通り声は良い…けど…手が…!!なんか本を持つ手が震えている…!?ものすごく緊張が伝わってきました。おおお…がんばって…!
読み進めていくうちに、徐々に震えは治ってきたように思いました。たまにつっかえたりする場面もありながらでしたが、だんだんと緊張も解けてきたのかな…と思いつつ、ドキドキしながら朗読を聴き、見つめました。
私が一番好きだな、と思ったのは、一幕の最後あたりの手紙でした。
手紙を書くのが好きだ、特にメリッサに当てた手紙を書くのが好きだ、という、素直で正直な思いを伝える手紙。
それは「メリッサ自身のことが好きだ」という思いとは全く違って感じられて、素直な気持ちであるからこそとても残酷で、でもある意味とても誠実で…
味方さんに「本人の心から正直な気持ち」を最大限誠実に語らせたら最高で最強だなーと改めて思いました。
味方さん演じるアンディーは全体を通して、どこか半端に真面目で優しく、半端さ故に残酷な人、という印象を持ちました。メリッサはその残酷さに傷ついていったのだろうな、と思います。
相手のメリッサもまた、ある意味では自分に正直で残酷な人であり、また素直になれなかった悲しい人でもあって、ふたりは惹かれ合いながらこの終わり方しかできなかった。
運命と言ってしまっていいのかわからないけど、そういう関係ってあるんだろうな、と思うようなふたりの話。
メリッサ役の内田真礼さんはとても可愛らしい方で、メリッサという役をとても素敵に演じていらしていました。
発声としてはすごく、あー(私のイメージする)「女性声優さん」という感じの声で、これまで観てきた舞台女優さんと全然違うイメージの声というか…推しがいつもの「舞台俳優」って感じの声で朗読していたので、カップルそれぞれの方向性が全く違う感じになっていて、でもそれはそれで、すれ違う「アンディーとメリッサ」らしさにもなっているのかな、と思いました。
そうそう、衣装も素敵でしたね!
一幕はシワ加工のベストで少しカジュアルめの若い感じ。二幕はスーツに黒シャツ…かと思ったら後の写真を観たら紺色のシャツでした。どちらも推しによく似合っていて素敵でした!
二幕後半、歳を重ねていくアンディーは若い頃と比べて表情が固くなっていくのが、とても味方さんらしい芝居だなーと思ったりしました。
終盤では味方さんには珍しくずっと鼻をすすり泣いている様子で、もっとよく見たいのにだんだんと暗くなっていく照明がもどかしく感じたり…
全体を通して本当に素敵な朗読劇で、とても良かったです。
だからこそ、できるならばいつかもう一度観たい。
若い、26歳の今の推しが演じたアンディーと、歳を重ね、さらに経験を積んだ後のアンディーを観て、比べたい。
そんな風に、正直に思う初朗読劇でした。
そしてそこがこの「ラヴ・レターズ」が長く上演され続け、愛されている理由の一つなのかなとも思いました。
人生を通して演じるからこそ、いろんな年代の役者で観たいと思う物語。
それでさらに推しの成長を見ることができたら最高だよな〜!と。いや本当にまた推しが出演させてもらえたらめちゃくちゃ嬉しい…きっとすごくハードルの高い大変なことなんだと思うけど…!!
推しが活躍しつづけていれば、いつかは!と思うので、また観れるように変わらず応援していきたいなと思います。
とりあえず今年のパンフ(ラヴ・レターズは公演後にパンフが発売されるらしい)が発売されたらしっかり忘れず買いたいなと思います!
あと終演後すぐ新幹線乗らなきゃでアンケート出し忘れてそのままになってるので、郵送を…しなければ…
そんな感じで、推しの出演した朗読劇「ラヴ・レターズ」の感想でした!
これからも色んな作品に出演する推しを観続けていけたら嬉しいな!と思います。
次は「君乞う」の感想も…がんばります…!!