推し中心に「テニミュ2nd全国立海公演」を見る、私的ポイント語りの話。
*当記事は、2018年8月25日(土)20時20分から「ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海」がニコ生で振り返り放送されることを記念し、同公演の味方良介さんのファン的な目線でのおすすめ・見どころポイントをまとめた記事です。
ネタバレも多いので気になる方は1回見てから読んでね!
同公演は2014年に上演された、テニミュ2ndシーズン最後の本公演(テニミュにおける2度目の最終回)である。
青学7代目、そして出演する全員の「卒業公演」 *1 でもあり、公演時間は公式発表で「休憩2回を含む、約3時間40分」という長時間公演。
千秋楽挨拶がある回はほぼ4時間コースとなっていた。
今回ニコ生で放送される映像はおそらくディスク1収録分のみ、挨拶&アンコール曲はカットとなる可能性が高い。
それでも収録時間は206分。映像放送に休憩時間は入らないが、飲み物など用意して適度に気を抜きながら鑑賞いただければと思う。
あと、推しが演じる柳生比呂士に試合はない。
試合の合間にたまに映る自称「ベンチの王子様」を見逃さずじっくり鑑賞してほしい。
- M3:ウィニング・ロード
- M4:頂上対決
- M5:風林火隠山雷
- 幸村が真田に「真っ向勝負を捨てろ」と目で伝えるシーン
- 真田vs手塚 決着
- 小春ちゃんが乾にメガネ貸しに行くシーン
- M9:デビル〜猛獣使い
- M12:常勝立海
- 仁王vs不二
- M19:最後のゴールデンペア2014
- M26:デッド・エンド
- M28:幸村の暗闇
- 決着
- M33:GRADUATION
- M35:フィナーレ・メドレー
- カーテンコール
- 番外:頑張れ 負けるな 必ず勝て
M3:ウィニング・ロード
青学が歌う中に飛んで入ってくる我らが柳生比呂士。
1stから伝統の「アデュパッパ」は引きの画だし菊丸と被ってるけどちゃんと写ってる。
くるくると回ったり跳ねながらしなやかに舞う柳生…美しいよ…もちもちしてるけど…
M4:頂上対決
試合ないけどキメキメにレーザービーム打ってくれる。やる気満々だ!
M5:風林火隠山雷
まず真田に伸ばす手の角度に注目。
みんなだいたい真っ直ぐか自然な程度に曲げてるかだが、柳生だけなんかちょっとエレガントだ!でも上げてる方の腕はちょっと「がおー」って感じで可愛い。
その後真田を囲むダンスは全体的に振り付けがちょっとトンチキで可愛い。最後のキューピーみたいなポーズはなんなのか。
幸村が真田に「真っ向勝負を捨てろ」と目で伝えるシーン
最初は幸村を見ていた柳生が、幸村の言いたいことに気付いて2人から目をそらしている。細かい芝居。
真田vs手塚 決着
「まずいですねえっ!真田くん側に落ちますっ!!」
多分歴代で最も本気で焦ってあわあわしてる味方柳生の本領発揮セリフ。
小春ちゃんが乾にメガネ貸しに行くシーン
めっちゃ前に出てくる柳生よ。
まずベンチからちょっとだけ「ぴょこん」してる!柳生プリティージャーンプ(ぴょこん)してる!!
そして「私のをお貸ししますよ!私は紳士なので!」とでも言いたげにずんずん出てくる。
さらに「見えとるやん!」のツッコミに混ざる。
試合がないからって…混ざりたがりの紳士よ…
M9:デビル〜猛獣使い
「それを見ている立海レギュラー」という歌詞のシュールさが強すぎる曲。
ソロパート最初は頑張って低音出してる感が微笑ましいが、後半の「試合は参謀の手の中 ああデータはどこへ行った」が良い。憐れみ感出てる。
M12:常勝立海
アリプロ…
ソロパート「一部の隙も見せるものか」気合入ってるなぁ…ミュージカル歌唱感…
そしてハモリ上パートを1人で支える柳生よ…
「じょー↑しょー↑りっかー↑い!」
赤也ソロ後2回目の上パート、マジで1人の声しかしないので…多分上パートは1人で充分ってことになったんだろうな…!声が目立つから!
仁王vs不二
ダブルスパートナー仁王の試合でそわそわベンチから立ったり座ったりする可愛い柳生。
だいたい不利っぽいときは立つし安心したら座ってる。かわいい。
試合後は凹んでる仁王くんにひとり寄り添ってあげる優しさ。
M19:最後のゴールデンペア2014
曲中も基本はボール追ってるけど「ふたりでひとつだったこと」のところで仁王を見る。
柳生は仁王とのダブルスが「ふたりでひとつだった」と思ってるんだな…
M26:デッド・エンド
ソロパート気合入ってるなぁ(試合ないもんな…)
そして「越前リョーマ!!」に気合が入りすぎている。恨みすぎです柳生くん。
M28:幸村の暗闇
「頂上決勝 最後の切り札」のとこの振り付け、結構好きなんだけど推しはあんまりちゃんと映ってない…
一瞬だけやる操られダンスからの決めポーズのとこも…
決着
幸村のボールが当たり損ねた時の「まずいですねえっ!」の焦りっぷりがすごい。
焦るときはマジで焦るのが味方柳生。
どうでもいいんだけど最後の1球が落ちた瞬間の火薬が多すぎたのか舞台上に1秒くらい火が残ってる時があってちょっと怖かった。
M33:GRADUATION
さっきの敗北から一転した爽やかな笑顔よ…
しかし名曲ですね。歌詞が…
卒業ソングで「世界を作ろう」「世界を変えよう」ってスケール出してこれるのがすごい…
「一緒に歩くのも自由 離れて行くのも自由」
「散り散りになり 仲間の地図が少し広がる」
このメタ的に読めと言わんばかりの…いま卒業後に広がっていった役者たちの地図を思うと…名曲だ…
M35:フィナーレ・メドレー
イントロでリョーマがジャンプしてるのとは関係なく海堂と2人でレーザービームやってて可愛い。
名セリフ「知ってます!」すごい嬉しそう。生き生きしてるよ…
そして2ndではこのメドレーでのみ登場の「鎬を削る者たちよ」!名曲だ…
推しが鎬を削るところが見れるのはとても嬉しい。
この「鎬を削る」振り付けは十字架を背負って歩く様を表現しているらしい。良い。
カーテンコール
コツンと控えめにグータッチな仁王柳生ペア。らしいといえばらしい。
集合のお辞儀はやっぱり襟とメガネを直してから。でもちょっと大人しくなったかな…
そして最後の全体集合でお辞儀した後はどんどん後ろに下がりつつ優雅なお手振り…手の振り方が優雅…
番外:頑張れ 負けるな 必ず勝て
多分これディスク2収録なので放送されない気がするけど!
ダンスがめちゃくちゃ可愛い…チアダンスを意識した振り付け…!
推しだけアップでずっと見たいくらいには推しのダンスが可愛い。なんというかすごく着ぐるみっぽい。
お尻の振り方が!完全にチアダンスとして正しい!(主観)ミニスカートの幻影が見える!!
そして最初の登場でおとなしかった(当社比)ので安心していると2回目の登場でずっこけることになる…!
は、走り抜けたー!!!向こうの袖まで!!
立海のコール振り始まりはいつも柳生。毎回元気すぎる。
毎回割とおかしかったけど大千秋楽はだいぶおかしかったね!!
「もっともっと盛り上がらないと、皆様を蝋人形に!そして幸村くんを蝋人形に!最後は私も蝋人形に!!」
意味がわからない!!
そりゃ幸村くんも「何をいってるんだい?」って言う!
駄目押しで
「くらえー!!蝋人形ビーム!!!」
蝋人形好きすぎるよ!!!
テンションが上がっておかしなことを言い出す不思議ちゃんキャラ化していた味方柳生。
ちなみに大阪千秋楽では
「今日は立海スペシャルバージョン!では あ り ま せん!!!
…なぜなら、毎日がスペシャルだからです☆
新大阪から苦情が来るくらい盛り上がりますよ!!」
という割とまとも?な感じだった。でも新大阪から苦情が来るってどういうことだろうか…駅から…?
そしてコールを呼びかけた後に「セイッ!」を絶対入れる柳生。
もはや存在が騒がしい…映ってなくても存在感がすごいよ…
最後の最後で幕降りる瞬間に「アデューッ!!」の叫び声を入れてくるのも忘れない。
もう涙も吹っ飛ぶよ…味方柳生には散々元気をもらった…
色々と元気すぎて「紳士・柳生比呂士」としてどうなのかという声もあったりしたんじゃないかと思いますが…
これはこれで味方良介の考える、等身大の中学生であり、紳士と呼ばれる「柳生比呂士」だったんだろうと、今でも思います。
色んな意味で「ここまで来ると誰も突っ込めない」レベルだからこそ、あの紳士スタイルなのかな…という…
推しは、キャラクターを「人間」として捉え、裏の裏まで考え抜いた結果の解釈を「これが味方良介の演じる〇〇だ」として表現してくれる役者なのですが、
それゆえに元々のキャラクターファンと解釈が合わなかった場合のショック反応も大きいことがあって、本人もそういった点で悩むことがあるようなインタビューもありました。
私はそんな悩みに悩んで導き出す「解釈」も含めて推しの芝居が好きなので、推しが演じる2.5次元舞台が好きです。
もちろん2.5次元以外の舞台も大好きですけどね!
また2.5次元舞台に出演することがあれば、原作を知らなくても観に行くだろうなと思っています。これまでもそうだったし。
いつも推しを通して素敵な物語に触れることができて嬉しいです。
全国立海はやっぱり長時間公演なので、映像ですら通しで見るの結構しんどいですね!
でも見るとやっぱり味方柳生のこと好きだなと思います。
独自の…だいぶ独自の柳生になってたと思うけど…そこが好きです!
そしてもちろん現在の推しも、ここから地続きでつながって今があるなぁと、改めて思いました。
これからの推しのことも楽しみに、できる限り長く観続けたいです。
つい卒業公演にかこつけて思い出語りをしてしまいましたが!
みなさま、良いテニミュ鑑賞を!