推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

ファンレターの書き方の話。

あなたは推しへのお手紙、ファンレターを書いていますか?

私は推しへのファンレターを書くのがとても楽しいのですが、「ファンレターを書いたことがない」という人の中には「何をどう書いたらいいのかさっぱりわからない」という人もいるのかなと思います。

推しへのお手紙、ファンレターには何をどんな風に書いたらいいのか?

人それぞれ思うまま好きに書けばいい、というのは勿論なんですが、「全く思いつかない!真っ白な便箋の前で途方に暮れてしまう!」なんていう方のために

ファンレター内容の考え方、そして私がなぜファンレターを書くのが楽しいのか?をお伝えしたいと思います。

 

「好き」を伝えるのがファンレター

ファンレターには決まったルールがあるわけではありません。自分の思うままに気持ちを綴ればいいのです。

しかし基本的には相手に対して「私はあなた(の作品、表現)が好きです」という気持ちを伝えるものだと思います。

しかし「好きです」だけで「好き」の気持ちが全て伝わる、ということはなかなかありません。

「大好き」だけを1000回書いて便箋を埋め尽くしたら、相手は喜びよりも恐怖を感じる可能性が高いでしょう。

では「好き」を伝えるため、どのような言葉を並べて便箋を埋めたらよいのでしょうか?

 

「好き」を伝えるには、まず自分の「好き」を分析する

人に情報を伝えるには、まず伝える内容をしっかり理解する必要がありますよね。

自分の「好き」という気持ちを相手によりよく伝えるには、まず自分の気持ちを分析して、理解する必要があるのではないかと思います。

自分で自分の気持ちを全然わからないまま人に伝えてしまうと相手も混乱します。

ただ、自分で自分の気持ちを完全に把握できるかというと、そうでもない、とは思います。

自分でもわからない気持ちがあるのは当然で、そんな中できる範囲でも気持ちに名前や理由を付けたり、具体例を出せるようにしておくと相手に気持ちを伝えやすくなります。

自分の「好き」という気持ちを分析して、相手に伝わるような言葉にしていく。

これが私にとってとても面白く、楽しい作業になります。

 

「好き」を分析する

分析といっても特に難しいことはしません。質問を自分に投げかけていくだけです。

 

いつ好きになった、好きだと思ったか?

最初のお手紙なら「この舞台・作品・イベントがきっかけで好きになりました!」という話ですね。

何度目かの手紙なら、前に観た作品や、DVD、雑誌、ブログ、SNSなどで「好き!」と思った部分について書きます。

全ての項目に言えることですが、なるべく具体的に挙げた方が良いです。

舞台を観ていてこの瞬間に「好き!」と思った、とか

ストーリーを追ううちに段々と目が離せなくなった、とか

このシーンのこの芝居、歌、ダンスが良かった!とか

具体例があることによって、その「好き」は「あなただけの好き」になるからです。

「好き」にストーリーが生まれることで自分だけの特別な「好き」になっていくのです。

 

どこが好きか?

顔が好き!性格が好き!ダンスが好き!など、その人の好きな部分を挙げてみましょう。

そして、その顔の中でもどこが好きなのか、さらに細かく考えてみましょう。

目や唇など、パーツが好きなのか?全体のバランスが良いのか?表情の作り方が好きなのか?印象が明るい、爽やか、優しそう…などなど。

性格なら、優しい、真面目、面白い…といったポジティブな印象は、その人のどんなエピソードからそのように思うのか?という具体例を出すとわかりやすいですね。

ダンスや歌、お芝居などのスキルであれば、やっぱりどんな瞬間に好きだと思ったかを具体例として挙げるのが良いと思います。

 

どんな風に好きか?

ときめいてキュンとした!ドキドキした!感動して涙が流れた!思わず吹き出して笑った!可愛くてニヤニヤしてしまった!などなど。

「好き!」の感じ方にも色々ありますよね。これもできれば具体的に自分がその時どんな風な状態だったか書けると良いと思います。

 

好きすぎてこんなことをした

相手のことが好きすぎてこんなことをしました!という報告も、あなただけの「好き」を伝えるエピソードになります。

(もちろん、犯罪や周囲の迷惑になるようなことは相手もリアクションに困りますから報告しない方が良いですが…)

例えば、いま生まれて初めてファンレターを書いています!というのも良いエピソードです。

推しが着ていた衣装と似た服を見つけて買ってしまいました!とか、役のイメージネイルを描いてもらいました!とか…

観た舞台のことを考えすぎて電車を乗り過ごしました!なんてエピソードも「それだけ良かった、好きだったんだな」ということが伝わりやすいと思います。

 

あの人も好きだと言っていた

「自分でない他の人があなたを好きだと言っていました」というエピソードは多すぎると主体性がなく思えますが、たまに入れると多角的な視点から相手を褒めることができます。

「家族に写真や動画を見せたら『カッコいいね!』と言ってくれた」

「一緒に舞台を観た友達も素敵だと言っていた」

みたいなエピソードですね。

「あの感動的なシーンでは隣の席の人も泣いていました」みたいのもアリかも。

 

長すぎるな、と感じたら

ここまでを読んで、全てを具体的に細かく書いていたらめちゃくちゃ長くなってしまうのでは?と思ったことでしょう。

もちろん上に挙げた全てを書く必要はないです。下書きの段階で長くなりすぎたと思ったら、自分の中で今、特に伝えたい、重要だと思う部分だけに絞りましょう。

カットした部分を捨てる必要はありません。また次回に書けば良いのです。

ファンレターは何回書いても構わないものです。分割して次の機会に送りましょう。

 

読む相手のことを考えつつ、自分の「好き」を伝えよう

以上のように、自分の「好き」という気持ち・思いを整理していくことで手紙に書くネタを作ることができます。

ネタができたら、あとは相手にその中のどれを、どのような言葉で伝えるかを考えていきます。

この取捨選択や言葉選びについては、送る相手に合わせてそれぞれで考えるしかありません。人それぞれどんな言葉が嬉しいかは違うので、私から「こう選べば良い」とは言えません。

ただ、これについて深く悩み出すと「そもそも相手の気持ちや性格を全て理解することは不可能」という壁にぶち当たります。

送る相手について考えるのは大切ですが、悩み過ぎて何も送れなくなっては意味がありません。

なるべく配慮はしつつ、自分の「好き」を伝えるという目的を忘れずにまとめましょう。

 

自分の中にある「好き」という気持ちについて考えることは、私にとってとても面白い、楽しいことです。ファンレターを書くことを通して自分の気持ちを整理することができます。

ポジティブなファンレターは貰う側にとってもモチベーションのアップに繋がるでしょうし、ファンレターの数が増えればお仕事にも良い影響があるかもしれません。

ファンレターを書くことは、相手のためにもなり、自分のためにもなるのです。

ぜひ、皆さん推しにファンレターを書きましょう!

 

 

ちなみに私の推しである味方良介さんは幼い頃からの舞台・ミュージカルオタク。

好きな俳優さんへのファンレターも書いていたそうで、ファンとしては書く側の気持ちがわかってもらえてるという安心感と、逆に書く側だった人に送るという緊張感が合わさったような気持ちがあります!

ファンレター以外にもいろんな場面で、舞台オタクの気持ちがわかってる俳優さんを推すのって楽しいな、と思います。

次の舞台「Take Me Out 2018」でも素敵なお手紙が書けるように頑張るぞ!毎回めっちゃ暑苦しいポエムしか書けてないけど!