木村伝兵衛と伝兵衛シートについての個人的な考察メモ
昨日「熱海殺人事件 CROSS OVER 45」マチソワしてきました!
いやー本当に美しい…木村伝兵衛…強い…
今日明日も観ますが、ちゃんとした感想はまた後日書きます…!
とりあえず以下はただのメモ。感想というより現状私がぼんやり考えてることです。
伝兵衛シートと娼婦と差別についての考察メモ
今年の熱海は「娼婦」についての話が強く出ていた感じがした。
そういや熊田の母って娼婦だっけか…水野潜入させられてたっけか…去年その辺は正直印象薄かったので結構ハッとした。
アイ子→コケと呼ばれる最下層の娼婦
水野→ソープランドに潜入させられた
熊田→母親が娼婦
大山→好きな人が娼婦になってしまった
物語上、伝兵衛だけが娼婦との関わりが薄い
→「伝兵衛シート」という形で「伝兵衛に何をされても構わない席」を売ることで、メタ目線で娼婦的な色が付いている?
作中で描かれるのは「差別される職業・下層としての惨めな娼婦」
→しかし歴史的に「高級娼婦」「神聖娼婦」とされる娼婦も存在した
→メタ的な目線を入れることで「高位の娼婦」としての役割を与えられた伝兵衛?
果たして「人との接触を売る」職業は汚らわしい・差別されるものなのか?
→「役者なんて窓辺で微笑む街の娼婦と変わらない」(It's entertainment/マグダラなマリア)
→「美しく気高い娼婦」の存在は「差別される惨めな娼婦」の救いとなるのか?
様々な「娼婦」が存在するということで差別している側の意識に変容をもたらすこともあるかも?くらいが落とし所なのかな…
とりあえずぼんやり考え中。まとまるかは不明。メモのまま終わる気はする。
(演出側がどういう意図で入れているかとかはあんまり気にしてない。全部、個人的にそういう風に考えられるな、と思っただけです)