夢に推しが出てきた話。
以前、私のお題箱に
五月楓さんは味方さんが夢に出てきたことはありますか?
というご質問が届き、その時は「大して面白い夢は見たことがない」という回答しかできなかったのですが、先日また夢に推しが出てきました。
他人の夢の話ほどつまらないものはないと言いますが、折角なので書くだけ書いておこうと思います。
「夢に推しが出た」と言っても、全くロマンチックなシュチュエーションではありません。
推しはテレビ画面の向こう側にいました。
そして、ドラマやバラエティ番組に出演していた訳でもありませんでした。
見覚えのある何か高級そうで広い部屋に、少し間隔をあけて並んだ1人用ソファー。
偉そうなおじさんたち。
そして何故か画面の中心に映る推し。
夢の中で推しは何故か政治家になっていました。
しかもこの部屋は…「閣僚応接室」という場所らしいです。
どうやら推しはいきなり閣僚になってしまったようです。
民間人閣僚というやつでしょうか。総理大臣から電話がきたのか推し。
一体なんの閣僚だったのかはわからず仕舞いでした。
スーツの政治家さんたちに囲まれた推しの服装は、何故か白っぽい縄編みのセーターでした。
あまりにカジュアルな格好なので、もしかしたら政治家ではないかもしれない…と思いましたが、推しのその堂々たる振る舞いは完全に政治家でした。
しかも髪は短くきっちりセットされたド金髪。日本の政治家で金髪の方を見たことがないので斬新だな、さすが推しだな、と思いました。
そしてそんな堂々とした推しは更に斬新な行動を取り始めます。
周囲のおじさま達に、自分と色違いのセーターを配り始めたのです。
赤とか黄色とかがあったような気がします。同じような縄編みの色違いです。
…なんなんだこれは、どういう状況なんだ。
自分の夢ながら全く意味がわかりませんでしたし、テレビの向こうも不思議な空気になっていました。受け取ったおじさま達にも動揺が見えました。
しかし誰も推しのことを閣僚応接室から追い出そうとか、セーターを配るのをやめさせようとはしていませんでした。
あまりにも意味のわからない夢で、目が覚めた時は本当に安心しました。
私の夢で、推しはあまりに斬新な閣僚となり世界が変わろうとしていました。
もし現実にあんなことが起こったらと思うと気が気でありません。
正直、推しは初日や千秋楽などの挨拶も大変上手で、きっと演説は上手いし、人の心を掴むのも上手い…
もしも政治家になったら凄く向いているのではないか、と思ったりするのです。
でも向きすぎてて逆に怖い。
世界のためにも推しはずっと俳優・役者でいてほしい…と改めて思いました。
政治家とか教祖(宗教家)とかめちゃくちゃ向いてそうだけど、なったら世界に歪みが出そう。
ここまで書いていて思ったのですが、私が推しについてこんな風に考えてるからこんな形で夢に出てくるんでしょうね!
恐れている状況を夢に見ることで「あー夢でよかった!」と安心しようとしているのかもしれません。
「推しが俳優辞めて政治家になっちゃったらどうしよう!?」じゃなくて「推しが政治家になったら世界のネジが狂う!ヤバイ!!」って思考なのが自分でもどうかと思いますが…推しのことを「まだ自分の能力に気付いていない魔王」みたいに思っている…
いや本当に、ずっと俳優でいてほしいなぁ…いろんな意味で…