推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

推しの2年前の誕生日の話。

なんだか昔のことを振り返ってみたくなったので

2年前の10月25日について思い出話をしてみようと思います。

 

その頃テニミュでは「テニミュ映画祭」という

過去のライブビューイングをまた全国の映画館で放映する…

という企画をやっていました。

毎週末には全国でキャストが舞台挨拶をすることになっています。

 

 

ある日、舞台挨拶の予定が発表されました。

 

期間内に誕生日があることから、

その日に推しの挨拶があることは予想できました。

しかし、問題は場所でした。

 

推しの担当する映画館は、札幌でした。

 

札幌…!?

 

 

しばらく形式的に迷ったのち、私は札幌行きを決めていました。

ちょうど、同じ地域に住むいわゆる同担の友人がいて

その友人も行くと言ってくれたのも決め手のひとつではありましたけど。

 

格安の飛行機を押さえて

(これで飛ばなかったら笑うしかないね、などと言いながら)

格安のホテルを押さえて

ユニクロで薄くて軽いダウンジャケットを買ったりしながら

その日を待ちました。

 

 

10月25日。

私は関西空港から新千歳空港へ飛びました。

 

新千歳空港はとても楽しい場所でした。

本当になんでもあって、スープカレーも美味しくて、

変な着ぐるみもいて、

ぬいぐるみのミュージアムやチョコレート工場までありました。

 

空港から札幌に向かう列車の車窓からは

雲の切れ間を光が射すのが見えて

ああ、推しはきっと東京から風船で飛んできて*1

あの光のところから降りてきているのだろうな、と思ったりしました。

 

 

その日の札幌は妙に暖かくて

せっかく用意したダウンジャケットは無駄になりました。

今年の札幌は10月から雪が降ったそうですね。

推しにとって嬉しいことがある日はなぜか暖かく、晴れているような気がします。

緊張している日は大体、雨です。

 

 

札幌に着いて、郵便局を探しました。

バースデーカードを送るためです。

映画館ではプレゼントも手紙も預かってもらえません。

 

大きな郵便局に行き、風景印を押してもらって

推しの事務所へ送りました。

自己満足ですが、なかなかポエムっぽくてよかったと思っています。

 

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札幌では、25日26日と連続で同じメンバーが

上映前に舞台挨拶をすることになっていました。

 

25日に上映されるのはvs四天宝寺公演、

26日に上映されるのはvs立海公演です。

 

そう、四天公演です。

四天公演には、立海に所属する柳生役である推しは出ていないのです。

出てないのに舞台挨拶をする…しかも誕生日…不思議ですね!

 

 

さて、25日は四天公演の上映前挨拶。

推しは登場から映画館の備品であろう3Dメガネをかけて登場し

 

「うおー!すげー!!客席も3Dだーー!!!」

「それ外してみ?大体同じだから」

「…あっ本当だ!外しても3Dだ!!」

 

という小ネタからの開始でした。はしゃいでいる。

 

しかも衣装は四天公演Tシャツ…といってもなぜか1stのものでした。

「某テニミュキャストから借りてきた」のだそうですが

明らかに相手はわかっています。木戸邑弥です。

 

そしてなぜか柳生用舞台メイクをしてきた!という推し…

みんな見て!!と客席を走り回りますが、走り回るので全然見えません。

見せたいなら止まって!!

 

 

そんな明らかにはしゃぎまくりな推しに

ついにサプライズタイムがやってきます。

 

客席への質問コーナーでした。

安西くんが客席へ降りて質問を聞いてくる…といったのに、

そのまま出口へとはけていったのです。

 

「おい!おいどこ行くんだよ!!」

と本気でツッコむ推し。

「東京都からきた安西慎太郎からの質問です!今日誕生日なのは誰でしょう!?」

 

そして始まるハッピーバースデー…

「マジか!!おいマジかよ!!!」

 

ああ…推しが本気で驚いている…!*2

推しがみんなから祝われている…!!

 

「このまま3時間バースデーイベントしちゃう!?」

 

いや…それしてくれたらめっちゃ嬉しいけどね…!!

 

 

本当に推しの誕生日祝いも含め、

札幌舞台挨拶はめちゃくちゃ楽しかったです。

推しがはしゃぎまくってめちゃくちゃ喋るし、

一緒に来てくれた2人は本当に面白くて素敵だったし、

3人のバランスもとても良かったです。

 

 

翌日の26日舞台挨拶では

客席に男の子がいて、無邪気に喋るのに対して

3人がニコニコしながらリアクションしたり声をかけていて

本当に可愛くてよかったです!

小さなお友達が大好きな推しと安西くんは特に嬉しそうでした。

 

質問コーナーで手を挙げたのに、安西くんが

「何か言いたいことある?」って優しく聞いたら

「なんにもない!!!!」

って言っちゃう少年と

「そうかー!なんにもないか!!」

ってニコニコする推し、めっちゃ可愛かったです。

 

 

終わった後はすぐに飛行機で関西へ戻りましたが

なかなかの弾丸スケジュールに疲れてフライト中はぐっすりでした。

お土産は空港で買いました。

空港も本当楽しかったのでまた行きたい。新千歳…

 

 

 

考えてみると推しは個人イベントもやらないし、

きどみかは年1回だし、トーク系のイベントも意外と少ないんですよね。

振り返ると接触イベントなんて本当に少ないな…

舞台の仕事がいっぱい詰まってるのは嬉しいことですね。

 

でも…稽古場で共演者の方々に祝われてるのもすごく嬉しいけど

ファンとしては、直接お祝いできる機会があるとやっぱり嬉しいんだけどな〜

と思ったりします。

 

まあ当然、舞台のお仕事が優先だから難しいんですけどね…

一昨年、去年と、当日に直接ファンがお祝いできる機会があったから

今年は生放送があったとはいえちょっと寂しかったな〜

という贅沢なお話でした。

 

*1:過去に演じた役「マルコ」は最後に風船で飛び去る役だったのです

*2:推しは驚くとすぐ「マジか!!」と言います