推しに言われた言葉の話。
推しは年に一度ファンイベントをやっています。
個人イベントではなく、
高校時代の同級生である俳優
木戸邑弥くんと一緒にやっているイベント。
その名も
"きど×みか"のいつのまにかHAPPY HOUR
このイベントについては本人も毎年楽しみにしていて…
というか、本人が一番楽しみにしている
どうしてもやりたいイベントのようです。
いやファンとしても楽しみにしてるんですけどね!
邑弥くんと味方さんはとても仲が良く、
味方さんはワガママ放題甘えまくりのボケ放題
邑弥くんはしっかりツッコミながらも甘やかし放題
そんな2人のトークを微笑ましく見守るファン…
毎年そんな感じのイベントになっています。
ちょっと、仲の良さとして
普通の友達レベルではない気がしていますが
そうなってしまっただろう客観的理由*1も
確かにあるので、きっとこれからも
きどみかはこんな感じなんだろうな…
まあそんなことは置いといて…
このイベントでは3ショットチェキ撮影会がありました。
第1回は物販特典的な感じで、
第2回はなんと希望者全員サービスでした。
太っ腹ですね!
第3回はどうなるかわかりませんけど、
私はそれほどチェキにこだわりはないので
どっちでもいいし
本音を言えばチェキに時間を使うよりは
トークと歌の時間を増やしてほしい所ではありますが…
まあやるなら参加しちゃうんですけどね!
チェキ撮影会といえば、
ひと言ふた言くらいお話というか
言葉をかけたりかけられたりみたいなのが
あったり無かったりしますが…
去年のきどみかチェキ撮影 昼の回で私は
何か一言くらいネタを用意しておこうと思い、
味方さん出演舞台『ボーイバンド』大阪公演で
新納慎也さんがやっていたネタ
「こん↑にちは!」
(大袈裟な大阪弁イントネーション)
で挨拶してみました。
味方さんはすぐ「こん↑にちは!」と
同じように返してくれたのですが、
邑弥くんは不思議そうな顔で
「こんにちは〜」
と普通に返してくれました!
(「アンタの大親友がやってたネタや!!」
とツッコミたくなりましたがそんな時間は無かった。)
そんな昼の回のリアクションに満足した私は
夜の回では特にネタも用意せず普通に撮影してもらおう〜と
ゆるい感じで順番待ちをしておりました。
順番が来て私が緊張しつつもふわっと椅子に座ろうとした時でした。
「ジプシー…」
?…ジプシー…?
ちょっとよく意味はわからなかったのですが
服装だか顔だか、何かがジプシーっぽかったのかも知れません。
『ジプシー』という舞台もあるのでそのことかも(私は未見)。
推しに後ろからジプシー、と呟かれた私は
お、おう…ジプシー…?と思いつつ
ちょっと不思議な顔でチェキを撮ってもらいました。
そして今日まで一年くらいずっとその
推しから言われた「ジプシー」を
噛みしめつつ生きている訳ですが
考えてみると確かに私は、
というか私の人生って
そこそこジプシー的なんです。
大学は曲がりなりにも
「○○芸術大学」と付くような所を出てしまい
そういう大学を出た人間らしい不安定さで
まあ、ふらふらブラブラと生きてきた訳です。
そんなどうしようもなさを自覚しながらも
自分の何処へ行っても居場所のない
ジプシーさ加減をあまり受け入れられず
かと言って真面目に安定した生き方も出来ず
そんな人生を歩いてきた私に降ってきた
「ジプシー」という言葉。
いや、わかってますよそりゃ推しだって
多分深い意味なくポロっと言ってましたもん。
でもなんとなく、
そうか私はジプシーなんだな
と自分の人生を受け入れるきっかけみたいな
そういう言葉だったんですよね。
やっぱり相変わらずこの一年、
私はジプシーでした。
でも自分がジプシーなことが
段々と嫌ではなくなったので
これからきっともっと生きやすくなれるんじゃないかと
楽観的に思いながら生きてます。
今年のきどみかも楽しみだなー!!
*1:邑弥くんの骨折と味方さんの献身的看病?のこと。まあその前からちょっとおかしかった気もするけど…