登場人物全員推しの芝居って味わったことありますか? 〜 5/20,21「Five senses-五感-」感想
5月20日、21日にReading&LIVE「Five senses-五感-」を観劇しました!
朗読と少し歌、って感じの公演だったんですが、いやもう…どっちもめちゃくちゃ良かったですね。しみじみと…CDほしい…
私の推しである味方良介さんは
を朗読していたのですが、どちらも本当に今の推しに似合った物語で…ありがとう…って感じでした。
どのあたりが良かったか、似合っていたかの詳細を残しておきたいと思います。
よだかの星
ほぼ全編を1人で朗読する形だったのですが、
- 語り
- よだか
- 鷹
- カワセミ
- 太陽や星たち
と、役柄の演じ分けが素晴らしかったですね。
しかもただ「演じ分け」というだけでなく、登場人物全員が味方良介なので
味方良介と味方良介が絡む芝居
が楽しめるという…めちゃくちゃ贅沢じゃないですかこれ!?全員推しだよ!?
特に「鷹とよだか」「よだかとカワセミ」の会話シーンがすごく良かったです。
大きく威圧感のある話しぶりだが裏にはどこか弱さがありそうな鷹と、一見弱々しく線は細いが気高いよだかの対比だったり、
察しが良くて優しく懇々と兄を説得するカワセミと、哀しみを帯びながらも決意は固く意志の強いよだかの会話から聴こえる心の機微だったり、
そういう芝居から見えてくる物語の解釈がね!
「あ〜味方良介ワールド…すんごいわかる…そりゃ味方良介と味方良介で芝居作ったらこのシーンそうなるわ…」としみじみ感じられました…良い。
全体的にも
「よだかは優しいしおっとりとしているが、決してただの気弱な鳥ではなく自立心・意志が強い鳥で、これまでずっと周囲から悪口や嫌がらせを受けてきても強く生きてきたのだろう」
という、主人公の性格や人生が見えてくるのが本当に「らしい」というか…
一見弱そうに見えてもきっと自分で決めたことは絶対やりきるタイプだからこそ、こういうラストになったんだ!って納得感があるんですよね。
しっかり「味方良介の解釈」による「よだかの星」になっていたんじゃないかなと思えて、それがなんだか嬉しかったです。
あと大熊星の「静かに言う」セリフも好きでした。あのトーン、実はなかなか聴けないタイプの声だ…!これまでそういう役意外とないよね…
セロ弾きのゴーシュ
こちらは他の出演者さんたちが「語り」や「主人公以外の登場人物」を担当し、味方さんは主人公のゴーシュだけを担当する朗読劇らしい感じの構成。
語りは蘭乃はなさん、主人公以外の役は小西のりゆきさんが担当されていました。お二方とも流石の語り口で、安心して楽しめました。
推しはゴーシュのセリフだけを読むので「よだか」と比べて話す量は少なめです。
しかし本人のセリフだけでなく、語りや脇役から語られる部分にもめちゃくちゃ味方良介っぽい…!とつい重ねてしまうところが多くて!
楽長にめちゃくちゃ怒られた後に残って1人で練習したり、家に帰っても明け方まで練習したりするし(努力家!)、
額に汗をかきながらセロを弾き、合間に水をゴクゴクガブガブ飲むし、
顔も真っ赤になり目も血走って物凄い顔つきで弾いてるし…!
この「物凄い顔つき」がどうにも木村伝兵衛とか村雨官房長官とかの長台詞をやってるときの味方さんを思い出しちゃって!
ゴーシュのセリフ自体、口調が古風でぶっきらぼうなのでなんとなく伝兵衛っぽさがあるんですよね。
猫に舌を出させて、舌のザラザラでマッチを擦るところとか、ちょっと伝兵衛っぽい悪質な意地悪さも感じます。
そして動物たちに脅しや意地悪をしても、何故だかどこか優しさを感じるのが味方さんの芝居だなぁという感じで…不思議。
あと、たぬきの子やネズミの子に対してめっちゃ優しく愛情深い話しかけ方をするんですよね。
子ども好きなんだろうな〜って感じがにじみ出ちゃうのがまた…らしいというか…
そして最後のアンコールで「インドの虎狩り」(これも多分この公演用オリジナルだと思うんですがめちゃ良い曲なんですよ)を弾いた後の楽長からの言葉がもうね!
「いや、からだが丈夫だからこんなこともできるよ。普通の人なら死んでしまうからな」
本当にな!!
まさに熱海〜銀幕期間のむちゃくちゃなスケジュールをこなした味方さんのことじゃないですか…本当だよ…普通死ぬよ…
とまあ、「ゴーシュ」もまさしく今の味方良介にピッタリの役だったのではないかと思いました。
演目の選択してくれたのは誰だったんだろうか…ありがとうございます…
歌
お歌もね!すごく良かったです!
歌のセットリストは
- 見上げてごらん夜の星を
- ふるさと
- オリジナルの公演テーマ曲「彩」
- 心の瞳
の4曲で、全てソロではなくデュエットやトリオでの歌唱でした。どの曲も名曲でしたね。
特に最後の「心の瞳」が終わってからも頭の中を回ってます。いい曲ですね…
こういう名曲を歌う味方さんを観る度に思うんですけど、味方良介による昭和歌謡カバー集CDください…誰か企画してほしい…!
改めて全体振り返ってもしみじみと素晴らしい公演だったな〜と思います。全公演分チケット取ってよかった!
ぜひ近い内にでも再演してほしいし、朗読だけでもいいのでCD販売してほしいです…延々聴きたい…
推しがジャニーズ(五関晃一さん&菊池風磨さん)と共演する話。
推しがジャニーズ事務所所属のタレントさんと舞台で共演することになりました。
というか、これまでも推しは何度か別のジャニーズ所属タレントさんとは共演してきています。
ただ最近発表された共演者さんがどちらも(ジャニーズについて全然無知な私でも名前はよく聞くくらい)ビッグネームな方だったので…驚きました。
そのおふたりというのは
五関晃一さん
菊池風磨さん
です。
発表されている共演作について説明しておくと…
舞台「奇子」
水戸公演(プレビュー):2019年7月14日 (日) 〜2019年7月15日 (月)
東京公演:2019年7月19日 (金) 〜2019年7月28日 (日)
大阪公演:2019年8月3日 (土) 〜2019年8月4日 (日)
五関晃一さんは主演の天外仁朗を演じます。
私の推しの味方良介さんは事件を追う刑事・下田波奈夫役として出演します。
HAMLET ―ハムレット―
東京公演:2019年9月8日(日)~10月6日(日)
大阪公演:2019年10月9日(水)~15日(火)
味方良介さんはまだ配役が発表されていません。
また、これまで推しがジャニーズ事務所のタレントさんと共演した作品についても紹介しておきます。
ウエアハウス 〜Small Room〜
東京公演:2017年10月8日(日)~11月7日(火)
「ウエアハウス」では佐野瑞樹さんと共演しました。(今はジャニーズ事務所を退所されましたが…)
佐野さんは気弱な男「エノモト」という役で、味方さんは「シタラ」という役。
小さな劇場の3人芝居で絡みも多く、会話が進む中でだんだんと不穏になっていく空気感、そして息を飲む恐ろしいシーンの連続…毎回とても集中して観劇できる、素晴らしい作品でした。
佐野さんも本当に素敵な俳優さんで、ジャニーズを退所した今後も楽しみな方だなと思います。
Take me out 2018
東京公演:2018年3月30日(金)~5月1日(火)
「Take me out 2018」では浜中文一さんと共演しました。
味方さんは「キッピー」という、自分の頭が良いことに自信を持っている役で、浜中さんは「トッディ」という、あまり頭は良くなくてキッピーに言葉で丸め込まれてしまうような役でした。
稽古・舞台期間中は一緒に野球観戦に行ったり、自撮り(できてない)をアップしたり
文ちゃんとSpiとスリーショット!撮影者 浜中文一。#TakeMeOut2018 pic.twitter.com/wy21iR3EiF
— 味方良介 (@rsk_mkt) April 9, 2018
カーテンコールでも仲の良さそうな姿を何度も目撃されていました。
これまで推しと共演したジャニーズ事務所所属のタレントさんたちはどちらもとても素敵な俳優さんたちでした。
今後共演するおふたりもまだどのような方なのかわかりませんが、どちらも主演をされるということで事務所からも期待されている方なのでしょうし、きっと素敵な方なのだと思います。
ただ…チケット難だけが怖いところなんですよね…
いやこれは現状、推しにファンクラブ等がなく、チケット先行が無い場合が多いということに一つの原因があるのですが…
ジャニーズのファンクラブでは毎回先行があるようで羨ましいです。
でもジャニーズのことを全く知らない私のような人間がチケットのためだけにファンクラブに入るというのも…ちょっと失礼な気がして…
「奇子」のチケットは各プレイガイドの先行や一般発売で、なんとか大阪公演だけは確保しました。関西人でよかった…(東京は大阪と比べ、相当なチケット難だったようです)
「ハムレット」もなんとか頑張ってチケット確保して観に行きたいと思います!
五関晃一さん&菊池風磨さんのダイマ求む
そう、私はジャニーズのタレントさんには全く詳しくないのです。
これから共演するおふたりも、名前はよく聞くのですがどんな方なのかは全然わからなくて…
もし心優しいジャニーズファン、五関晃一さんファン、菊池風磨さんファンの方がいらっしゃったら、ぜひ私におふたりの魅力をダイマしてほしいです!
こちらのマシュマロかTwitterアカウントに直接リプなりなんなりいただければ!
いただいたダイマはこちらのブログやTwitter等で紹介させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
参考例として(というか私もダイマしたいだけなんですが)我が推しについてもダイマさせていただきます!
当方の推し・味方良介のダイマ
基本情報
名前:味方良介
1992年10月25日生まれの26歳
2011年に「恋するブロードウェイ♪」でデビュー
舞台を中心に活躍する役者さんです。
ミュージカル「テニスの王子様」柳生比呂士役(2012年〜2014年)、ミュージカル薄桜鬼の山南敬助役(2013年〜2015年)など2.5次元ミュージカルにも出演。
つかこうへいの名作舞台「熱海殺人事件」では主演の木村伝兵衛役を2017年〜2019年の三年連続で演じました。
(出演舞台一覧などは事務所プロフィールページをどうぞ。アメブロ、Twitterもやってます)
ものすごく喉が強い
味方さんはとにかく声が良くて、更にとんでもなく喉が強いです。
どれだけ長期間、台詞が多く大声を出しまくるハードな公演が続いていても喉が枯れません。
長期公演の千秋楽でも初日のように瑞々しい声を聴かせてくれたりします。
たとえ鼻水が止めどなく出ていたって声が全く変わりません。どうなってるんだマジで。
最近は「超人」と評されることも多いですがむしろ「化け物」だと思っています。(褒めてる)
「優しさ」と「怒り」の表現がうまい
演技・芝居の面で私が感じるのは「優しさ」と「怒り」の表現が素晴らしいというところ。
「優しさ」に関してはもう、生まれ持ってのものじゃないかというくらい最初から声や芝居に乗せることが上手な役者さんです。
「怒り」に関しては、様々な舞台に出演する中でどんどん上達してきた表現だと思います。(特に「ウエアハウス」あたりからすごく上手くなった印象)
小学生の頃からの観劇オタク
人柄的な部分でいうと、味方さんは小学生の頃からの舞台好きで様々なジャンルの舞台をずっと観続けてきた、いわゆる「観劇オタク」です。
本当に舞台大好き少年がそのまま大人になったような感じがする人で、舞台や俳優に対する「憧れ」を持って役者になった人。
なのでそんな自らの「憧れ」を決して裏切らない、裏切れない人なんじゃないかなと思うことが多くあります。
周囲や関係者、ファンに対してだけでなく…何より「自分」に対して誠実な人なんじゃないかと。
自分に誠実でいるって意外とすごく難しいことだと思うんですけど、そこをしっかり誠実に生きている人だなと思います。
とりあえず今日の「熱海」の放送を観てくれ
まだまだ推したい部分はたくさんあるのですが、とりあえず今回はこの辺で…!
こんな素敵な俳優・味方良介さんが主演した舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION46」が5月25日(もう今日だ!)CS放送されます!
放送日時:2019年5月25日(土)午後8:30〜午後10:45
放送チャンネル:TBSチャンネル1
6月1日(土)深夜1:00〜深夜3:15に再放送もあるので、今日の放送視聴が難しい方もぜひ!
スカパー!で視聴できるほか、ケーブルテレビ等に入っているなら電話一本・数百円ですぐ見れたりします。(今月だけ視聴したいんですけど〜って言えばすぐ見れるようにしてくれる)
やっぱり役者さんがどんな方かを知るには演技しているところを観てもらうのが一番かと思うので、ぜひ一度映像を観ていただければと思います!
CS放送は無理…って方は予告動画だけでも観てってください!!
声の良さと喉の強さだけでも知ってもらえたら嬉しいです!!
では、皆さまからのダイマもお待ちしております!
クールジャパンパーク大阪の各駅からの行き方と周辺情報をまとめてみた。
2019年3月28日から「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」が大阪で開幕しますね!
場所は「COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール」、今年2月に開業したばかりの新劇場です。
行ったことがない劇場、しかも開業したてのニューシアターということで、どんな場所か気になったのでちょっと下見に行ってきました!
当日慌てて迷ったりしたら困りますからね。行き方も写真付きで解説しますよ〜
- 最寄駅からクールジャパンパーク大阪への行き方
- クールジャパンパーク大阪には3つのホールがある
- WWホールとTTホールは入り口が向かい合っている
- 公園側の森に入れば人は少ない
- チラシラックはチケットセンター横
- 周辺カフェは混みやすい
- 「熱海殺人事件」&「銀幕の果てに」をクールジャパンパークで観よう!
最寄駅からクールジャパンパーク大阪への行き方
クールジャパンパーク大阪の最寄駅は「大阪城公園駅」と「森ノ宮駅」の2ヶ所です。
それぞれ駅からの道のりを案内します。
大阪城公園駅から
JR環状線・大阪城公園駅からは徒歩6〜7分ほどでクールジャパンパークに着きます。
JR大阪駅からだと、大阪城公園駅の方が森ノ宮駅よりも手前にあります。
「大阪城ホール」の最寄駅でもあるので、駅構内のコンビニではオペラグラスも売ってます。
駅を出てそのまままっすぐ歩いていくと「大阪城ホール」です。
大阪城ホールまで行く手前のショッピングモール的な施設は「JO-TERRACE OSAKA(ジョーテラスオオサカ)」です。
ここにはアホほどカフェがありますが、土曜の14時ごろ行ったらほぼ全部並んでました。
インバウンドで賑わう大阪の中でも人気の観光地「大阪城」ですから、観光客がめちゃくちゃ多いのです。
目当てのカフェに並ばず入れるとは思わない方がいいでしょう。
さて、大阪城公園駅を出てすぐ左に曲がり、線路と道路(玉造筋)を左手に、公園を右手に見ながら歩いていきます。
まっすぐ進んでいくと、右手に和風な低い建物が見えます。
これは弓道場です。トイレのみの使用はダメということですが、前の自販機は買っても怒られないから大丈夫です。
弓道場を右手に見つつ、そのまま玉造筋沿いをまっすぐ進んでいくと怪しい大きな白い建物が見えてきます。
これがクールジャパンパーク大阪「WWホール」の裏側です。
そのまままっすぐ進んで右手にホール入り口があります。
森ノ宮駅から
JR環状線&大阪メトロの森ノ宮駅からも4〜7分ほどで着きます。
「クールジャパンパーク大阪」は大阪城公園内にあるので、駅の出口に迷ったら「大阪城公園」へ向かう出口を選んでください。人に聞く時も「大阪城公園へ行く出口はどちらですか?」と聞くのが早いです。
森ノ宮駅から大阪城公園の入り口に着いたら、まずはあの大阪城に向かって歩きます。
少し歩くと、噴水のある広場に着きます。
噴水の周りにはスタバやパン屋など休憩できるカフェがあります。まあ、どちらもそこそこに混んでますけどね。
広場に入って少し右側にあるパン屋さん「R Baker」と子ども向け遊び場「ボーネルンド・プレイヴィル」の間に道があります。
この道を進んでいくと、クールジャパンパーク大阪「SSホール」が見えてきます。
クールジャパンパーク大阪には3つのホールがある
先ほどから何度か出てきていますが、クールジャパンパーク大阪には3つのホールがあります。
WWホール
一番大きなホールが「WWホール」です。席数は1,144席(車いすスペース6席含む)。
現在はロングラン公演「KEREN」を上演中です。
TTホール
「TTホール」はWWホールとSSホールの中間サイズのホール。席数は706席(車いすスペース4席含む)。
舞台「熱海殺人事件」や「銀幕の果てに」の上演もここで予定されています。
この日は「energy〜笑う筋肉〜」という、マッスルミュージカルを手掛けた演出家によるノンバーバル作品が上演されていました。
ま、マッスルミュージカルといえば…18年末閉館したアイアシアター東京の開業前はマッスルシアターだったらしいですね…なんか変な縁を感じるな…
SSホール
「SSホール」は3つの中で一番小さいホールです。椅子席では最大300席、スタンディングでは400~500人収容。
ライブハウスや小劇場的に使うホールのようです。
この日は何も上演されていない様子でした。
WWホールとTTホールは入り口が向かい合っている
単体の写真ではわかりませんが、WWホールとTTホールは劇場入り口が向かい合って配置されています。
写真の通り、かなり近いです。もし開場時間や終演時間がかち合った場合、かなり前が混雑しそうな感じでした。
譲渡や交換などで人と約束がある場合は、場所の指定や時間帯に気をつけた方がよさそうです。
公園側の森に入れば人は少ない
ちょうどTTホールの開場時間ごろだったこともあり劇場前はそこそこ混雑していましたが、少し公園に入ればそこは「市民の森」になっていて人通りが減ります。
時々ランニングや散歩の人が通りますが、人混みからは外れやすいと思います。
チラシラックはチケットセンター横
公演チラシのラックは、各劇場入り口横にあるチケットセンターのそばにあります。
残念ながら、行った日にはまだ「熱海殺人事件」や「銀幕の果てに」のチラシは置いていませんでした。
周辺カフェは混みやすい
先ほど劇場への行き方案内の項目でも話しましたが、大阪城公園内のカフェは観光客で混雑しているので、おそらく休日ピークタイムは並ばないと入れません。(平日もちょっと怪しいかも…)
時間と心に余裕を持って行動するか、公園内でなく森ノ宮駅前など少し離れた場所のカフェを当たってみるのもいいかもしれませんね。
でも公園内は素敵なおしゃれカフェが多いので、余裕があれば並んでみてもいいかも。
観光客や親子連れが多いので、並ぶの結構大変ですけどね…!
「熱海殺人事件」&「銀幕の果てに」をクールジャパンパークで観よう!
クールジャパンパーク大阪の周辺は
という感じの場所でした。
どんな場所かわかったので安心して公演を観に行けそうです!
3月28日〜31日に上演される「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」は私の推しである味方良介さんが主演・木村伝兵衛役で、同役を演じるのは3回目になります。
年々演じるごとに凄みを増す、推しの木村伝兵衛部長刑事が今年も楽しみです!
そして5月8日・9日に上演される「銀幕の果てに」はつかこうへい氏の長編小説を原作にした舞台。
主演は矢島舞美さん。味方さんはクレジット二番目で「村雨」という役を演じるようです。
こちらも全面改定新作ということで、どんなお芝居が見られるのか楽しみにしています。
どちらも大阪公演のチケットはまだまだ手に入るはず!
「熱海」は発売中。「銀幕」は3月16日(土)一般販売開始です。
「熱海」なんか東京公演は一度完売して追加公演が決定したくらいなんですが、大阪公演まだまだお席に!!余裕が!!ございますので!!!
ぜひお誘い合わせの上、クールジャパンパークに足をお運びいただければと…思います…
新劇場、試しに座ってみませんか〜!?ついでに推しの芝居を観て腰抜かして帰ってね!!
「アイア神戸」開業予定地周辺の現状レポート〜2.5次元は新神戸を救うのか?〜
2019年2月20日、「AiiA 2.5 Theater Kobe(アイア2.5シアター神戸)」が7月にオープンすることが発表されました。
18年12月に閉館した「AiiA 2.5 Theater Tokyo」が神戸で復活というニュースに2.5次元舞台界隈は騒然。
東京・渋谷時代の施設は簡易椅子の仮設建築物であったことから「またプレハブじゃないのか」とあらぬ疑いをかけられたりもしていました。
アイアシアター神戸の開館予定地は「新神戸オリエンタルアベニュー」2階。
そう、アイア東京と同じく2018年12月で閉館した「新神戸オリエンタル劇場」の跡地です。
私は「新神戸オリエンタル劇場」にとても思い入れがあります。
めちゃくちゃ好きな劇場でした。
それは地元にある劇場だから、というのもありますが、何より…
何よりも椅子がふかふかだったのです。
ものすごくふかふかしていて、異様に座り心地の良い椅子でした。
多少お腹が痛くても座った瞬間に痛みが消えるくらい座り心地が良かったんです。いや本当に。(※個人の感想です)
あの椅子をもし劇場から撤去するようなことがあれば一脚買いたいくらいには椅子が好きです。
もちろん椅子だけでなく、劇場で観た演目も思い出深いものがたくさんありました。
予定していた演目の上演中止が初日の2週間前に決定し、急遽決まった代替公演の初日を涙ながらに観たのが一番の思い出です。
ほかにも色々な舞台をあの劇場で観劇しました。
どんな形であれ、思い出深い劇場が復活することは嬉しいです。
席数は639席と大きくはなく、新幹線駅直結ではありますが地元関西の人からすれば少し不便な場所です。
周辺も…正直、劇場が営業していた頃からものすごく過疎ってて何もない場所になっていましたが…
それでも、私はあの劇場が好きなので生きていてほしい。
劇場が閉館してから、私は新神戸オリエンタルアベニューには行っていません。
まず周りに何もないので行く機会がないのです。
今はどんな状態になっているのだろうか…気になって仕方がない…
ということで、現状を見に行ってきました。
新神戸への行き方
新神戸オリエンタルアベニューへの行き方は3つあります。
新幹線
東京などからの遠征であれば新幹線が一番楽だと思います。
通路が3階につながっていますから、そのままエスカレーターを1つ降りればすぐ劇場です。
地下鉄
関西など近くに住む人であれば、三宮駅から地下鉄に乗るのが楽です。
海岸線ではなく山手線の三宮駅です。微妙に駅の場所が違うので乗り間違えないよう注意しましょう。
地下鉄で新神戸駅に着くと、出口が2ヶ所あります。
写真左側の赤い方、異人館や布引ハーブ園に向かう出口へ行ってください。
徒歩
三宮から新神戸までは約1.1km。歩いていける距離です。
地下鉄駅から地上に上がり、JR三ノ宮駅を背に北へ向かって歩きます。
割と細い道ですが、まっすぐ進めばたどり着くので大丈夫です。
北へ進んでいくと大きな道路にぶつかって道が途切れ不安になりますが、左手に歩道橋があるので渡って進みましょう。
進んでいくと、右手に洋菓子の名店「フロインドリープ」があります。
クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子が有名。お土産にぜひどうぞ。
カフェもあるけど、並んでることが多いです。
更に進むとお寺があります。
入り口に寺ポエムが書いてあった。
ありがたいお言葉越しに煩悩の象徴を望む、なんとも言いにくい風景が楽しめます。
この世は無常だな…うん…
さらに進むと、コンセプトがはっきりした感じの雑貨屋さんを見つけました。
外から見ても、もうコンセプトきっぱりはっきり感がすごい。
何より目をひくのは、赤ちゃんのソフビ人形です。
すんごいいっぱいいる…
全部日本製だそうです。おじちゃんが手で塗装しているらしい。
かわいい…かわいいな…
店を出てさらに北へ進むと、ようやく「新神戸オリエンタルアベニュー」が見えてきます。
やっと到着。少し時間はかかりますが、結構楽しめるので歩くのもいいと思います。
ちなみに一本西側の大通りを通っても辿り着くので、お好きな方を通ってください。
「新神戸オリエンタルアベニュー」の現状
さて、「新神戸オリエンタルアベニュー」3月初旬時点での現状ですが…
もうすげえ過疎。
いや、言っておきますがこれ、結構な前からです。劇場が閉まる前からこの建物、空きテナントだらけです。
一応、地下3階にはスーパーのダイエーと百均があります。飲食店も何店舗かは動いています。
しかし地下2階、地下1階はなんと閉鎖中です。
これも随分と…長い間閉鎖しているんです…
しかしそんな中でも劇場だけはずっと生きていました。昨年末までは。
さて、勇気を出して2階の劇場跡地に行ってみましょう。
アイア神戸予定地、「新神戸オリエンタル劇場」跡地の様子
この前に物販や当日券で人が並んだり、右手側にスタンド花が並んだりしていたんですよ…
中をこっそり覗くと改装工事中のようで、ロビーの床にはブルーシートが敷かれ、天井は一部が取り外されていました。
ふかふかの椅子は無事だろうか…あのプレハブ小屋をそのまま使っていたアイアだから、わざわざ椅子を外すなんて大掛かりで金のかかりそうな工事はしないと信じているよ…
当然ながら公演ポスターなどはありませんが、劇場名の看板はまだ外されないままで残っていました。
外すなら欲しいな…看板…
劇場のある2階も他の階と同じく、かなり過疎っていて廃墟感が漂います。
劇場のすぐ裏にあったカフェは北野へ移転したそうです。
なぜか劇場前にあるインドカレー屋はまだ営業していました。
そして劇場は閉館したにも関わらず、なぜか「劇場チケット提示サービス」のポスターはそのまま掲示されていました。
なんだかこの世の無常を感じて悲しくなりますね…無常だ…
まだ生きてる店もある
カレー屋のように生きている店もいくつかあります。
というか、人通り自体は意外とあるんです。新幹線駅だしホテルもあるので。
人通りはあるにも関わらず店があまりにも少ないのが本当に異様な感じがします。
なぜかコワーキングスペースもあります。ガラガラでしたが。
1時間300円で充電できるので、遠征民はマチソワ間など使うと良さそう。
そして1階の一番目立つ場所にあるカフェ「珈琲屋OB」はかなり満席に近い感じでした。
ほかに入りやすいカフェ無いもんな…
ここまで三宮から歩いてきたので休憩に入りました。ふう…
…あ、はい。買っちゃいました。赤ちゃん人形…
「チャーミーちゃん」という人形だそうです。葛飾で作ってるんだって。こち亀だ〜
クリームみつまめは、私この間「みはし」でお店のみつまめデビューしたのですが、他のクリームみつまめを知らないな、と思ったので…
比較のために食べるという失礼なことをしてしまったのですが、これはこれで素朴で美味しいけどやっぱり「みはし」ってすげえんだなと思いました。
いやこれはこれで良いものだと思うんですよ。うん。
現在「新神戸オリエンタルアベニュー」は改装中
さて、ここまで現状をレポートしてきましたが、現在の「新神戸オリエンタルアベニュー」は改装中ということになっているんですね。
確かにテナントはガラガラではありましたが、あちこちで工事をしている様子でした。
あとトイレは改装したてっぽい感じですごく綺麗でした。
改装後は医療モールが入ったり、外資系企業の研修施設が入ったりするそうです。
ほかにも
2019年完成予定。ファッションや飲食店、神戸ビーフのPR拠点、貸しオフィス、診療施設、ライブハウスなどを検討している。
ということなので、今年中にはもっと賑やかな場所になるのではないか…という希望はあります。
もちろん劇場もリニューアルの一環となるのでしょう。
リニューアル改装工事の完成で「新神戸オリエンタルアベニュー」が復活してくれるといいのですが…
そしてぜひ、2.5次元舞台のパワーで新神戸がもっと栄えた街になれば、と思っています。
…実は新神戸だけではなく、神戸市は海側にも恐ろしく過疎っているショッピングモールがあり、若年層人口も減少しています。
「AiiA 2.5 Theater Kobe」は新神戸、ひいては神戸市の希望の一つです。
神戸市がもっと若者の集まる栄えた街になってほしい、そして思い出の劇場が末長く続いてほしい…
一人の神戸市民として、そう祈るばかりです。
みなさん、ぜひ「AiiA 2.5 Theater Kobe」へ観劇にきてくださいね〜!待ってます!!
かとみさんの「みはしのあんみつ愛」から学ぶ推しの推し方。
かとみさんという人がいる。「みはしのあんみつ」が好きすぎる人だ。
かとみさんは「東京別視点ガイド」というウェブメディアで、東京にある「みはし」というあんみつ屋のあんみつについての記事を大量に書いている。
1記事でも読んでもらえればわかるが、あんみつに対する愛がすごい。
これらは「みはしのあんみつ推し」の人が推しを語る記事と言える。
そう、かとみさんの「みはしのあんみつ」紹介記事からは「推しを人に勧める」時に大切なことが詰まっているのだ。
情熱と冷静さのバランス
まず「みはしのあんみつ」に関するかとみさんの1本目の記事を読んでみよう。
少なくとも週1ペース、土日のどちらかはあんみつを食べないと落ち着かない。
あんみつを食べに行く為に「用事がある」と言って誘いを断ることもある。すみません。
もうあんみつ愛に溢れている。
そして愛が溢れているのにも関わらず、初心者にも分かりやすく「推しの魅力」を丁寧に説明できている。
愛が強すぎると時に冷静さを失い、むしろ本人の情熱しか伝わらない文章になってしまうことも多い中で、かとみさんの文章はきちんと「推しの魅力」が伝わるのだ。
基本から順番に語りつつも、本当は推しについて余すところなく全てを語りたいという情熱も垣間見える文章構成。
1記事目から素晴らしいプレゼンである。
「ない」と言い切る勇気と寄り添う姿勢
そして次に紹介したいのはこの記事だ。
「初めての人におすすめする」という視点でどれを選ぶか考える…これは何を紹介するにしても大変難しい問題である。
私も推しの出演作で、初めての人にどれをおすすめするべきか、と問われたらめちゃくちゃ悩む。選べないのだ。
かとみさんはそんな難問にこのような答えを出した。
みなさんはもうお分かりだろうか。
私はついに分かってしまった。初めてにおすすめするべきあんみつが。
答えは「ない」。共通点などなかったのだ。人の心は十人十色。求めるあんみつもバラバラだ。それが答えである。
なんて正しい回答だ。
初心者におすすめすべき絶対の入り口…そんなものは「ない」と言い切る勇気。
なんだってそうだ。人それぞれに好みがあり、合う作品は違う。
「誰にでも絶対おすすめできる」などという万能のメニューはないのだ。
しかしそんな中でも、かとみさんは「YES/NOチャート」によってその人に合ったおすすめを導き出そうという努力をしている。
はっきり言ってこれはかなりの手間のはずだ。
なんたって答えが1〜17まである。多すぎる。
しかしそんな「初めて推しと出会う人」に徹底的に寄り添おうという姿勢。
そして推しのことをできる限り知り尽くし、案内しようという情熱。
それはもう、推しへの愛がなせる技ではないか。
苦手なものがある人への優しさ
ところで私はアズキの餡子が苦手である。
なので和菓子屋や甘味処にはあまり縁がなく、あんみつを食べた記憶も殆どない。
缶詰のみつまめ程度はあるが、わざわざ「店であんみつやみつまめを食べよう」となったことがないのである。
しかし、かとみさんのあまりの情熱、みはし愛を知ったことで、自分も「みはしのあんみつ」を食べてみたいという気持ちが湧いてきた。
なんとかとみさんの「あんみつチャート」には、餡子が苦手な人のための選択肢も豊富に用意されているのだ。
「みつまめ」という選択肢もまた「みはしのあんみつ」の一つであるという広い心…それは推しを布教するという点でも大変見習うべきポイントではないかと思う。
間口を広く、苦手なものがある人にも「これなら」と思わせる選択肢を用意する。
そんな優しさは推しをなるべく広く普及させるためにはとても大切なことだ。
初めてのみはし
そして先日、私はついに初めての「みはし」に行ってきた。
東京駅一番街の「みはし」である。
新幹線に乗ったついでに寄れる、地方民にとってはとてもアクセスの良い「みはし」だ。
時間は午前11時半。店内は空席もあるが、半分以上は埋まっていた。この時間からあんみつを食べようという人は思ったより多いらしい。
店内を見渡すと、団体客もいたが女性一人客が多い。一人客はみんな黙々とあんみつを食べている。
私も一人客なのでなんとなく仲間意識が生まれた。
予習は完璧だった。
まずはベーシックに「フルーツクリームみつまめ」を注文すると決めていた。
店員さんに注文を伝える。注文が通る先の厨房はなぜか煌々と光り輝いていた。あの光の厨房であんみつは作られているのか。
予習の通り、注文から程なくして「フルーツクリームみつまめ」はやってきた。
なるほど、フルーツがいっぱいのっている。これは贅沢だ。
まず分厚いキウイが3切れもある。キウイ好きとしてはめちゃくちゃ嬉しい。
バナナも良いバナナだし、真ん中に一粒あるイチゴは特別感がある。
干し杏はみっしりと濃いのが3枚。
ソフトクリームも寒天やフルーツと合わせてちょうど良い濃さだし、黒蜜の風味も素晴らしい。
求肥のもちもち感も豆の塩気もちょうどいい。
とにかく要素がたくさんあるのにバランスが良いのだ。
うめえ…
黙々と食べてお茶を飲む。
このお茶もうまい。しかも隙あらば店員さんがきて注いでくれる。
昼時の「みはし」はガラガラになることもないが全席埋まるということもなさそうで、ちょうど良いのんびり加減だった。
隣では東北訛りの女性二人客が何か喋っていたが、フランス語みたいな響きが妙に心地よく感じた。フランスにも東北にも縁は全くない。ただみつまめが美味くて機嫌が良かったのだ。
餡子が苦手だと和菓子屋や甘味処はこれまで休憩の選択肢にも入らない場所だった。
しかしここならまた来たい。「みはし」なら次もまた…
そんな思いを胸に幸せな気持ちで店を出て、私は推しの立つ舞台を観に劇場へ向かった。
「みはし」を推したいし、「みはし」のように推したい
そんな初「みはし」を体験した上で、私も和菓子・甘味処部門では「みはし」を推したいと心に決めた。
「みはし」の存在を教えてくれたかとみさんに感謝したい。
そしてかとみさんが「みはし」を推すように、私も俳優の推しを推したい。
私の推している俳優・味方良介さんは正直「みはしのあんみつ」ほどには万人受けするタイプではないのではないか、とも思う。
あんみつに例えると、多分クリームやフルーツより干し杏と白玉ばかりが山ほどのってるような感じの、ちょっと極端なやつじゃないかと思う時もある。
でも人の好みは千差万別で、そういうあんみつを求める人も確かにいるのだ。
推しのような味が好きな人にたくさん出会えるといいな、と思う。
まずはチャイコフスキーが鳴り響く捜査室、新宿と大阪に現れる「春の熱海」へ
一人でも多く足を運んでもらえたらいいな。
無理にとは言わないけれど、もしも少しでも興味があって、予定が合えばでいいので。
東京は完売とか言ってるけど平日はまだあるし、追加公演もあるし、大阪はまだ全然チケット売ってるので。
台詞と芝居の洪水に、一緒に溺れに行きませんか?
その後ぜひ一緒にみはしであんみつを食べましょう。
胸がいっぱいでもきっと食べれるから。
幽興斎葛葉は義経だった 〜「怜々蒐集譚」キノドラマ 考察と感想〜(ネタバレ)
舞台「怜々蒐集譚」観てきました!
私にとってはすごく面白かったです。
しかしその面白さの中にはめちゃくちゃわかりにくい部分があるな!?とも思いました。
いや、わかりやすい部分もたくさんあるのですが!
わかりにくいというか…これ読み解くのにめちゃくちゃ教養が必要なのでは…?という部分があるのです…特に一幕の話。
理解できるとめちゃくちゃスッキリするんですこれ。というか今それを言いたくて仕方がないんです。ネタバレですけど。
ということでここから先は完全に観劇した人向けのネタバレ記事です!
ぜひ観劇してから読んでくださいね!!
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