推しが可愛い日常

推し(味方良介さん)が可愛い話をします

推しがあげたプレゼントの話。

前回の記事で推しが最近甘いカップ焼きそばを人にあげるのがブームっぽいという話を書きましたが

よく考えたら私が推しにあげたプレゼントなんかより圧倒的に推しが共演者にあげたプレゼントの方が面白いな…と思ったので紹介しようと思います。

 

チョコラBBローヤル2

薄ミュ藤堂篇・千姫役の柳田ちゃんへのプレゼント。

肌荒れしちゃった女の子にチョコラBBという、一歩間違えば『嫌味!?』と思われかねない物を3本セットで差し入れる。

画像の加工っぷり、絵文字の量からもギャルみの高さが伺える柳田ちゃんだが

どうも推しはギャルみの高い女子と相性が良いというか、一緒に楽しくギャルギャルしてそう感がある。

千鶴役・田上ちゃんと3人で仲良さそうでとても可愛かった。

(ちなみに推しは女子ふたりのことを「田上」「柳田」と呼び捨てである)

いろんな意見があると思うが、私は女子と仲良くキャッキャしてる推し可愛いので女子共演者と仲良くしてるところはどんどん見せて欲しい派です。

 

薔薇の花(一輪)とメッセージカード

藤堂篇で共演者全員に配ったやつ。本来は大富豪かなんかの罰ゲームだったらしい。

青山フラワーマーケット。多分「サムライ」って薔薇だと思う。

メッセージカードはおしゃれなエンボス&金・パール箔押し。こういうのが選べる育ちの良さよ。

 

バラゴンカレンダー

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これ、安川純平くんにあげてたんですけどブログ消えちゃったのでソースが出せない残念…

100セット限定のオールバラゴンカレンダー…なぜそれをあげたのか…

あと純平くんは誕生日占いの本を貰ったって言ってたこともあったんですけど、推しも純平くんも蠍座なので若干…読み終わった後ではないか疑惑が…

 

草履

お、おばあちゃんが作ってくれるやつだ…!

どういう経緯での草履だったのか詳細が不明すぎる。

 

ドレッシング(シーザー)

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赤澤燈先輩のアメスタゲスト出演時に。

「欲しいものないの?」って聞いてからの回答と全く関係ない、さっきコンビニで買ったドレッシングをプレゼント。

ちなみに燈先輩が欲しかったのは「バッティングセンターの券」だった。

そもそも全然違うものあげといて「ゴマじゃなくてよかった?」って聞いちゃうのが良い。

 

紫芋のモンブラン(コージーコーナー)

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この前味方とかとご飯に行こうとしてて途中に味方がケーキ屋さんに用があるということだったので寄ったんだ
そこに紫芋のモンブランがおいてあって
美味しそうだったから
あ、これ食べたいって言ったわけですよ!
まースルーされて

何事もなくご飯屋さんについて席に座ると

俺のテーブルの前に味方が袋を
おいてきて

ん?なにこれってなるじゃん!

さっき言ってたモンブラン

かっけーー!!((((;゚Д゚)))))))

稲垣はこれを美味しくいただきました!

あまりにもイケメンなプレゼント!

しかしこれを188cmの男性相手にやってるのが推しらしいところです。

 

謎の石

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あ、そういえば、稽古始まったばっかの頃にみかてぃがこんなん渡してきたんですよ!(°_°)


謎の石。

確か…岩塩風呂の石?とかなんとか言ってました。

ちなみに章平は「絶対、そこら辺に落ちてた石だな」て言うてましたけど(笑)

それでも一応信じたい僕は、大切に稽古場に保管してたんですけど、気いついたらなくなってました。←いや、一応て!!(笑)

ちょっと残念や…

謎の小石を唐突にくれる系男子だ…

どんぐりとか貝殻とかも貰えそうですね。

ちなみに美術系大学には旅行のお土産が貝殻や瓶の蓋だったりする男子がゴロゴロいてその辺の草を食んでいました。

そういう意味で推しは美大男子好きと親和性が高いのではないかと思います。

でも多分推しはその辺の草は食まないな…

 

 

あと木戸くんには色々とガチなプレゼントあげまくってますがこれまでの記事で結構書いてるのでそれは省略します!

 

こうして振り返るとどれもユーモラスなプレゼントばかりで、とても勝てそうにない…という気持ちになります。

いや、勝負してどうするって話ですが。

人にサプライズプレゼントするのが好きなんだろうなーと思います。

私もプレゼント上手な人間になりたいです。

でもどんなに仲の良い友達相手でも謎の小石をあげる勇気はない。

推しの初日まであと3日な話。

熱海の初日も3日後に迫る中、エンタステージの稽古場レポとインタビューが公開されました。

enterstage.jp

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いやー美人だ…

昔から美しい人ですけど、最近さらに美しくなってきたように思います。

某講演会で推しを間近で見た人がその美しさを褒めてくれていて「そうでしょう!そうでしょうとも!」と1人でうんうん頷きました。

 

そしてやっぱり「優しさ」について触れられていますね。よっぽど言われてるんでしょうね!

なんというか、推しの優しさは(こう言うと誤解されそうですけど)位の高いところからの優しさ、みたいなところがある気がします。

余裕があるから優しくなれるというか、優しくするために常に余裕を作っているというか。

それはもちろん「制限付きの優しさ」なんですけれど、制限があることをわかった上での優しさって逆にすごく優しいことだと思います。

無制限に優しくはできないからこそ、できる限りで丁寧に優しい。

そういう優しさなんじゃないかな、と勝手に考えたりしています。

 

 

ところで稽古は14日で終わったので15日は稽古がなかったようなのですが…

 な、謎のメンバーでアディダス…いや藤岡さんと推しが仲良しなのはわかるんですけど…???

 

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よくわからないけど、つかの間のお休みを楽しめたようで良かったです。

観劇もできて木戸くんとも会えてよかったね…!

 

 

あと前回推しのイタズラについてちょっと書きましたけど、

熱海紅一点・文音さんの13日のブログに早速こんなことが書いてました。

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共演の味方くんから
そっと私の机に置かれたこれ…


味方爆弾。
ペヤングチョコレート味…
稽古場で食べたら全身甘くなった気がしたよ…
ありがと笑

 ああ…男女問わずこういう爆弾を…投下しちゃうんですね…

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多和田くんには一平ちゃんショートケーキ味でしたもんね…!

最近のブームは甘いカップ焼きそばを人にプレゼントすることのようです。

 

 

今日はもうすぐ初日の色々雑多な話題まとめみたいな感じでした。

私が観に行けるのはまだ先ですが、楽しみです!

推しにハラハラする話。

 昨日は某演出家さんの熱海レクチャーがあり、それを聞きにきた推しがサイン会をやることになったりしていたそうで

お客さんと楽しく交流できたなら良かったな〜と思ってほっこりしていたのですが。

 

そんなほっこり感から目が覚めるような発表がありましたね!

 ん!?んん!?お、おう…!!

そういえば熱海は客席への絡みがあるらしいとは聞いていましたが、なるほどこういう形か…

「何をしでかすか分からない」ということですが、ま、まあお客さんだしそこまで酷いことは…しないんじゃないかな…しないと思う…けど…

 

発売は翌日10時。各公演限定2席。なるほど。

私はそもそも遠征だし、予定分はもちろん全部取った後だし、増やすのも手持ちを譲渡に出すのもな…

というかまず、推しが絡んでくるのがわかってる席とか心臓に悪すぎるから無理です。

ただでさえ初見の開演前とか客席で無駄に緊張して死にそうになってるのに、ガチで死ぬ可能性がある。

離れた席からどんな可愛い絡み方するか観賞させてもらおう…すみません…

 

ただ心配なのは、もし、もしも誰も伝兵衛シートに入ってくれない回があったら…せ、切なすぎる…!

推しのために人柱になってくれる方が誰もいない回があったらどうしよう…つらい…

とりあえずTwitterで見た感じだと結構人柱になりたがっている方がいらっしゃったので少し安心しました。ありがとう…!

明日は回線落ち着いた頃に申込ページ見てみよう、きっちり売り切れてるといいな…

そんな心配をしながらその日は眠りについたのでした。

 

 

そして翌日、たっぷり時間をおいてから見に行ったらすっかり完売でした!

よ、よかった…割と即完だったみたいですね。

推しも座るお客さんも楽しめるような形になるといいなーと思います。

 

ママ僕3ゲスト回では恐らくあの時ほぼ初対面レベル?の佐藤永典さんの唇を奪ったりもしていましたが…

以前は本当にイタズラ好きで、

稲垣せーやくんのカバンにゴキブリのおもちゃを仕込んだり

勝手に秀敏氏の私服を一式全部着用したり(全く似合ってなかった)

コピー機で顔面コピーやって稽古場の壁に貼ったり

寝てる章平さんの顔面に賞味期限切れの生卵を割ったりもしていましたが…

(そんなことをされて「卵に謝れ!」って怒ってくれる本当優しい章平さん)

お客さん相手ならきっとそんな酷いことにはならないって信じてるので…

 

いや推しのことだからきっと最終的に大丈夫だとは思うんですけど

「大丈夫」のレベルがどの辺りに置かれるかわからないところが心配というか、ハラハラするだけなんです!

「悪い奴ではないのです…」って言いたくなる…わ、悪い奴では…いや悪いこともしてるけど…悪気はない…からタチが悪いんですけど…

 

 

爆弾役の一色さん、ツイートで推しについてよく言及してくれて有難いです。

推しも『愛』って言葉をよく使うので、推しのいる場所が愛に溢れていることが嬉しいなと思います。

きっと世界は愛で動いてる…少なくとも、推しの周りはそうあってほしい。

熱海、楽しみです。

推しと遠征の話。

私は地方民(関西在住)なので、関西公演がない限り観劇やイベント参加は遠征になります。

遠征は金銭的にも時間的にも大変だけど、私は結構遠征が好きです。

 

遠征するようになって「私って旅行が好きだったんだな」と気付きました。

いや、旅行といっても観光はほとんどしていません。

大抵ホテルと駅と劇場の往復くらいで、どれだけ東京に行ってもそれらの周辺しか把握できません。

そもそも名所を観光することにはそれほど魅力を感じていないのです。

 

 

単純に、住んでいる土地と違う場所へ行ったり泊まったりすることが楽しいです。

どんなに狭いホテルでも…いやむしろ狭いホテルが好きです。

東京のカプセルホテルはどんどん綺麗な場所が出来ていて、女性専用フロアもきちんとしている所ばかりです。

外国人のお客さんは多かったりしますが、特に関わり合うこともないのでこれまで問題はありませんでした。

 

狭くて大きな家具のない空間は意外と安心します。

地震が起きてもタンスが倒れてくることもないし(建物ごと潰れたら死にますけど、それはどこにいても同じです)

狭い方が壁の割合が多いから頑丈そうです。

地震が起きたらトイレが一番安全という説もあるらしいです。柱の割合が多いから)

そういえば昔から、自宅でない部屋の方がよく眠れるような気がします。

まあ自宅でもよく眠っていますが。

 

 

ごく普通の人たちが暮らす街を歩くだけでも楽しいです。

朝の銀座をキャリーバッグ転がしながら歩くのも

スカイツリーを遠く眺めながらコンビニへ入るのも

何気ない瞬間すら、自分が旅人であるというだけで少し特別な気がしてくるから不思議です。

夜行バスを同じような旅人の群れの中でぼんやり待つ間だって、気の持ちようによっては特別になります。

大抵帰りは疲れ切っていてそれどころではないですけど。

 

 

1人でふらっと夜行バスに乗って、早朝の時間をファミレスで潰して、ホテルに荷物を預けて劇場へ行く。

劇場で舞台やコンサートやイベントを楽しんで、合流した友達やフォロワーさんとお茶やご飯に行ったりして、解散したらホテルへ戻る。

レポや感想をメモしたり、翌日分の手紙を書いたり、パンフを読み返したりして、小さな箱の中で眠る。

本当にシンプルで変わったことのない遠征だけど、それがとても自由で楽しいです。

 

 

きっと推しを観に行くというだけで、私にとって全てが特別になって

遠征だとその時間が長くなるから、長く楽しいのだと思います。

本当に子供のようですが、狭い夜行バスも早朝の新幹線も飛行機も

推しを観に行くってだけで特別です。

体力が無いのですぐ疲れて毎回ボロボロだけど、私は遠征が好きです。

 

 

まあ地元で公演あるとめちゃくちゃ嬉しいし、金銭&体力的な問題で関西公演あれば東京遠征はしないようにしてるんですけどね!

そろそろ夜行バス予約しなきゃな…!

推しとカルペ・ディエムと私の話。

(長くて、半分くらいは個人的な話です)

 

その発表は、We are ウォンテッド!の千秋楽が終わって約一週間後、2015年7月28日のことでした。

 

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真央くんとダブルキャストです!

何度か真央くんのジョージを拝見しましたが、
とっても可愛くて愛せるヒーローでした。

味方は小さくないけど…
ちっちゃなヒーローになれよう頑張ります(笑)。

突然の決定だったのでバタバタですが、
すぐ本番なので集中して頑張ります!!

夏休みはみんなで
サンリオピューロランドに遊びに来てください!!!

詳しくはまた!

初主演、追加のダブルキャストで、初日は8月1日…8月1日!?

4日後です。4日後から初主演。

本当に突然の決定だったのでしょう。

(チームの稽古にも途中から参加だったそうです)

裏で何が起こったのか気になりますが、多分明かされることはないのでしょう。

(誰か決まってた人がE○ILEに行っちゃった的なことがあったのかな…)

 

その少し後、キャストスケジュールが発表されました。

ピューロランド内の短いショーなので、一日の公演回数が多い日はなんと6回の上演があるようです。

しかし流石に6回のうち3公演は初演チーム、残り3公演は新キャストチーム…といった構成になってる日が殆どです。

…ただ1日を除いて。

 

お盆の最中、発表された中でたった1日だけ6回の公演全てがTeam Smile(新キャスト)になっている日がありました。

この日にしよう、と決めるのにそれほど時間はかかりませんでした。

きっと恐ろしくハードでしょうが、1日でたくさんの回数が観られます。

それに、朝から夜までの変化も楽しめそうです。

もう一つのチームも観て比較したいという気持ちもありましたが、地方民として遠征はなるべく一度で済ませたい…

初演チームはDVDも出るようでしたし、ここは6回まわしを取ろうと決めました。

 

 

夜行バスも取り、家族にも伝えてありました。

その日が近づいてきた頃のことです。

 

東京に住む従兄弟が急死したという知らせが入ってきました。

従兄弟はまだ30代前半で予兆もなく、本当に突然の発作による病死だったようです。

住む場所が離れていることもあって私と従兄弟はそれほど親しかった訳ではなく、生前に会ったのは確か2回ほどでした。

高校生くらいの時に一度だけ、祖母に会いに突然うちを訪ねてきたことがあって

「少し変わった人だけど、優しい人なんだろうな」という印象の若い男性でした。

覚えている思い出は、たったそれだけです。

 

葬儀が行われるのは、ちょうど私がピューロへ遠征する日の翌日ということでした。

自分以外の他の従兄弟たちは海外留学をしていたり、仕事が忙しく出席できないそうで

私はピューロへ行った後、伯母の家に泊まり、父と合流して葬儀に出席することになったのです。

なんとも言えない、不思議なタイミングでした。

 

 

上手く整理できない複雑な気持ちのまま、私は夜行バスで新宿へ行き、推しが同じ友人と合流して京王多摩センターへ向かう電車に乗りました。

初めてきたピューロランドは思ってたより大きくて、施設の外までファンシーで、並ぶのはとても疲れたけど楽しかったです。

とにかく並ぶのは大変でしたけど(笑)

 

 

『ちっちゃな英雄』は…短い中にギュッと思いの詰まった、素敵な舞台でした。

もう、最初の歌から涙が滲んで仕方なかった。

歌詞には「カルペ・ディエム」という言葉が出てきます。

直訳で「その日を摘め」。

「ヴァニタス」(空虚)や「メメント・モリ」(死を思え)と同時期に流行った思想であるそうですが、他の2つと比べて明るさのある言葉に思います。

 

推し本人は意気込みコメントで

「今を楽しく、今を大切に」

という言葉を伝えたいと言っていました。

その日その日の花を大切に摘むこと。

(死はすぐそこにあるのだから)

踊り、歌い、キラキラと懸命に輝き生きる姿からそれを伝えようという思いがそこにありました。

 

推しが演じるねずみ・ジョージはいつも目の前の相手を助け、許し、笑わせようとします。

みんなの笑顔が見たいだけ、と言ってその通りに動きます。

「笑顔」はどこにも残らない、その時「今」を象徴するものではないでしょうか。

 

私は自分の置かれた状況的にどうしても「死」について考えながら観ざるをえなかったのですが

結果的に「今」を楽しむということに繋がっているのがとても良かったです。

心から推しの可愛い声やとぼけた行動に笑い、涙し、楽しめました。

 

 

推し含めTeam Smileは1日6回公演というハードなスケジュールでしたが、最後の公演まで素晴らしかったです。

特に推しはあんなに高い声を張って叫んでいるにも関わらず声が枯れないどころか、なぜか公演回数を重ねるに従ってどんどん声が高くなっていくのが面白かった!

毎回の「キャー!」「イヤーン!!」ごとに声のキーが上がっていく感じでした。

その日最終公演ラストの「ばいばーい!」なんて完全にちっちゃい子供の声になっていました。

 

それからマイメロディさんとの絡みもとても可愛くて面白かったです!

本当に丁寧で紳士的なエスコートも素敵でしたが…

最後に手を繋ぎながら、前列にちょっとハイタッチなどのファンサをしてから出口へ帰ろうとしたら

マイメロさんが「まだしてない子おるやろ!」とでも言うような感じでグイッとジョージを引き寄せたのが本当に可愛くて面白かった!

マイメロさんには勝てない!

 

 

その日の最終公演が終わると、ぞろぞろと観客はピューロランドの外へと出され、そのままそれぞれの家へ帰っていきます。

楽しかった思い出を胸にしまい、私は家族の死を迎えたばかりの伯母の家へと向かいました。

 

伯母の家は思ったよりずっと落ち着いていて、明日の準備をしながらもテレビで映画を観ていたりしました。

リビングへ通されるとすぐに伯母から「明日会場で流す音楽が上手くUSBメモリに入らない」という相談をされ

指定されたプレイリストのmp3をコピーしたら随分感謝されました。

きっとその表面上の落ち着きの下には想像もできない悲しみがあったのでしょうけど

この家族が「今」困っていることをほんの少しでも解決できた、ということが

あの場で部外者である私にとっての救いになったように思います。

 

その日は伯母の家の仏間で、贈られたのであろうたくさんの百合の花に囲まれながら眠りました。

百合の匂いはあまり好きではなかったけど、花粉はすでに取ってあったので眠れないほどではありませんでした。

暗がりの中で今日のことを思い出しながら、「今を生きる」ということについて、ぼんやりと考えながら眠りました。

 

 

私は今日の花をきちんと摘めているのだろうか、と思うと

やっぱり今も完璧ではないし、どうしようもない毎日なのですけれど

ほんのささやかなものでも「今の楽しさ」を摘んで大切にしたい、と思います。

「カルペ・ディエム」を忘れない

それが推しの初主演作品が私に教えてくれたことです。

推しの優しさの話。

演劇予報さんで熱海の稽古場レポ記事がアップされましたね!

 観劇予報 : 味方良介、文音、多和田秀弥、黒羽麻璃央が鮮烈に新しい輝きを放つ!『熱海殺人事件 NEW GENERATION』稽古場レポート

 

推しの表情豊かな写真が満載でとても嬉しいです。

いやー美しい。良い表情だ…

もちろんレポ本文もとても素敵で公演が楽しみになります。

味方良介はソフトで若々しい伝兵衛だ。つば広帽子をかぶっている佇まいは粋でダンディー

(中略)

そんなポリシーがよく似合う味方・伝兵衛は、どこか爽やかでもあって、先達たちが演じた暑苦しいまでに自己主張する木村伝兵衛に比べると、少し俯瞰した眼差しを持つような、いってみれば優しさと包容力で事件をコントロールしていく木村伝兵衛像にも思える。

 

私は歴代の木村伝兵衛を観ていないのでわかりませんが、こういった記事を読むと、過去の伝兵衛を知っている方にも別物として良い印象を残せる伝兵衛になるのではないかと期待してしまいますね!

 

 

某演出家さんも言ってらっしゃいましたが、推しは確かに「優しい」ひとです。

それもただの優しさでなく、ちょっと異様というか、普通じゃないレベルの優しさだと思います。

うまく言語化するのがとても難しいのですが…

 

確かに一つ一つのエピソードは「普通に優しい人」なんです。

寒がってる男の子に上着をかけてあげるとか、肌荒れを気にする女の子にチョコラBBドリンクを差し入れしてあげるとか

言ってしまえば(ごくありふれているかも知れない)気がきく親切ないい人エピソードです。

 

 

ただなんというか、そういう細かい優しさの頻度が尋常でなく多いような気がするのです。

報告されたり観測できる部分でこれだけ多ければ、きっと気付かれない部分ではもっと大量にある。

そう確信できるくらいには「小さな優しさ」エピソードが多いです。

 

それはあまりに流れるように、自然に「優しさ」を周囲へ配っているように見えます。

大皿は取り分けるし、ビールは注ぐし、刺身があれば他の人の分まで醤油を注ぐ。

悩んで煮詰まった人を少し無理にでも誘って外へ連れ出す。

悩みは真剣に聞いて思ったことをアドバイスする。

 

それは本人にとっては当然のことなのかも知れないけれど、なかなか余裕がないとできない、つい人が忘れてしまうような優しさです。

それも押し付けではなく、その人を見て状況に合わせた優しさを出せる。

周囲への本当に細かい繊細な優しさが、ちょっと信じられないくらい多いのです。

 

 

いや、もしかしたら私がただ鈍感で雑な人間だからそのように思うのかも知れません。

それでもここまで「優しさ」を頻繁に継続してできる人はなかなか居ないように思います。

少なくとも、私の周囲にここまでの人は居ませんし、見た事もありません。

きっととても育ちが良くて、すごく人間を好きなのだと思います。

それは大変良いことだけれど、私は何故か少しだけ恐ろしくて、そこがまた好きです。

 

 

まあこれだけ書いちゃいましたけど、もちろん「優しい」だけではないのも推しの良いところなんですけどね!

悪気なくナチュラルに上から目線だったり、なかなかに悪質なイタズラをやらかしてたりもしますから。

「途方もなく優しい」けど「モラルや善悪の基準が時々おかしい」のがまた魅力だと勝手に思っています。

この辺りはまた別の機会に、なんとか上手くまとめたいです。

私は推しの「オタク」なのかという話。

今日は短めに自分の話というか、なんとなく最近どう自称するべきか…って考えてるのでその話をします。

 

あんまり自分のことを「オタク」って自称しないというか、一応「ファン」って書いちゃうんですけど…

自己認識としては「オタク」に近いけど一般的な「俳優おたく」とはどういうものなのかがよくわからないので自称しにくい、みたいな感じなんですよね。

 

 

オタクとファンの違いってなんなんだろうなって思います。

なんとなく「○○のおたく」って自称してる方のスタンスと自分はちょっと違うような気がしていて…

っていうのも、私は「自分より推しを追っかけてる人」に対する嫉妬の気持ちとかが全然なくて。

私は地方民なので、行けないイベントとか公演も当然あるし、ハマる前に上演された公演に行ってた人とかも当然いるわけですけど

その人たちの話を聞くのが苦痛とかは全然ないんです。

 

っていうかめちゃくちゃ聞きたいです。推しがどうだったのか。

そりゃ自分の視点じゃなくて他人の視点とか切り取り方にはなりますけど、それはそれで聞きたい。めちゃくちゃ聞きたい。

行けなかったもの、観れなかったものの情報がとにかく欲しい。

情報を集めてどうするんだって、ただ集めたいだけです。

知識欲です。どこに知識欲出してんだって話ですが。

 

 

多分、私はもともと「体験」より「情報」が好きなタイプなんだと思います。

体験は体験で楽しいんですけど、本当はとにかく情報がいっぱいある方が好きです。

なんでも文字とか書いてあると取り敢えず読んじゃったり、映像とか流れてると観ちゃったり、昔から情報が好きだったんです。

本当は舞台鑑賞なんて向いてないのかも、と思ったりもします。

好きなので観ますけど。

 

とにかく推しの情報を集めるのが好き、って意味で私は完全に推しのオタクです。

でもなんか、他の「俳優おたく」を自称する方々って、なんかそうじゃない気がする…

他の方のスタンスを否定するつもりは全くないんですけど、自分とは何か違う気がするってだけで…

じゃあ自分は何を自称したらいいんだろう?

オタクってなんだろう…ファンってなに…

 

 

ちなみに推しを推しと言うことには全然抵抗がないです。

なぜなら私は推しを「推し」たい、推薦したいから。

語義通り、何の問題もないので違和感はないです。

 

あと情報を集めまくるってなんかストーカーみたいですけど、もちろん推しに危害を加えるつもりは全くないので!

とにかく情報を集めてニヤニヤする習性の生き物ってだけなので…悪いモンスターじゃないです…